東京brary日乗

旧はてなダイアリー「東京brary日乗」から移行しました。2019/2/28

島津山の図書館

故あって、清泉女子大学図書館に行く。

清泉女子大は島津山の島津家屋敷跡地にある。公爵邸だから、エントランスは緑に囲まれた美しいカーブのアプローチになっていて、外から建物はみえない。守衛所で自転車を止める場所を尋ねたら、入ったところにもあるしその辺でもいい、ととても鷹揚だった。

キャンパスは非常にこぢんまりしており、案内図上で一番奥にある図書館は目の前にあった。清泉女子大の学生は1800人ぐらいしかいない。しかし、ほかにあまり所蔵していない私家版の資料があるのは、その本に関わりのある先生が在籍していたからである(推定)。

一台しかないコピー機で資料をコピーして帰ろうとすると、利用は午前と午後に分かれていて、午後に又来るか尋ねられた。きょうは来ないが、あまり使われていない小さな図書館は、かつて愛していた越中島の図書館に似ていて、また来るかもしれないのだった。