ベルトをなくす

有楽町でいくつかまとめて用事を済ませ、丸善に行こうと考えて早めに家をでる。電気屋、交通会館、無印など。近所の文具屋にないはがき用の修正液を求めてさまよう。修正液一本のために伊東屋へ行かねばならないのか？と思った瞬間インズ３にオフィスデポの看板が出ているのが目に入る。修正液はあったが、ここにあったはずの山下書店がなくなっているのだった。

用事が済んでいざ丸善へと歩き始めるが、オアゾは意外と遠い。最後の信号を渡ろうとして、セーターの上につけていた銀色のベルトがなくなっていることに気づく。気に入っていたのである。大きなチェーンベルトだから、落とせば気づくはずなのに。丸善を諦め、立ち寄った場所をすべて訪ねて（交通会館の管理室にまで行って）名前を書き、連絡を頼む。そうこうしているうちに時間になってしまったので、よみうりホールへ。

留守電に伝言はなく、諦めて着替えようとして、パンツ（ズボンの意）の中にベルトを発見した。近頃のパンツはローライズなので、すっぽり入っていたのであった。手数をかけた店（と交通会館）の人にも申しわけないし、気がつかない自分もかなり駄目である。

♪猫の夜会ライブラリー舞台部「リビング名人会」
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