東京brary日乗

旧はてなダイアリー「東京brary日乗」から移行しました。2019/2/28

2008-01-01から1年間の記事一覧

シクラメン問題

鉢植えのシクラメンを翌年咲かすのは難しいと言われている。 郊外の家にはシクラメンがふた鉢ある。新聞販売店がサービスでくれた直径10センチぐらいのプラ鉢で、率直にいってあまり大した鉢植えではない。 そのため水呑に残った水をついでにやる程度で、と…

築地の落し物

バイトに行ったら場外は大変な人出だったが、昨日、今日はNHKで築地の面白い番組を放送した。リポーターのようなものが出てくるのではなく、場内で働く人の技や道具を40分ぐらいでさっぱり紹介する。 まぐろをさばく長い包丁であるとか、長靴(夏冬二足…

傷だらけの天使

このところ、週末のスカパー(ファミリー劇場)では「傷だらけの天使」を一挙放映していたので、週末になると一挙に見ていた。修(萩原健一)とアキラ(水谷豊)は貧乏だが、メンズ・ビギを着ている。とっかえひっかえ着ているのではなくて、限られたアイテ…

ボウリングにはコーク

ボウリングをしに、後楽園の黄色いビルにゆく。7人で行って2レーン借りる。友のほとんどはあまりボウリングをしない世代だが、どうあってもそれなりに楽しめるのが、ボウリングのよいところである。わたしも10年ぶりぐらいにして、2ゲームでストライク…

メリークリスマス

昨日は東京タワー五十年なので、勝鬨橋まで見に行こうかと思ったが、タワーをみないでボクシングをみた。 寒かった今日はどこにも出ず、迫りくる大波にチビチビ備える(勉強の意)。最近は湯たんぽが見直されているが、わたしが愛用する湯たんぽはウエットスー…

今日の京の冬の旅

八時の新幹線に乗って京都にゆく。東京は朝19度あったが、京都は普通の冬。 生駒山の家にゆくときはいつも京都を経由していたが、町におりるのはかなり久しぶりである。まず地下鉄で四条に出る。かつて四条西洞院に、間口が二間あり、大きな平台にたくさん…

飾り市

羽子板市をひやかそうと思って観音様に行き、羽子板市よりいいものをみた。観音様の裏側に、正月飾りの市が出ていたのである。一昨日の雨でややぬかるんだ空地に、ぐるりとテントが張られている。中央は、軽トラックの駐車場である。一見、やっちゃ場のよう…

師走、雨の築地銀座界隈

雨が降る寒い一日。長いコートを着込み、ブーツを履いて、朝から晩まで築地・銀座界隈ですごす。 バイト先では知らぬうちにクリスマスプレゼント抽選会が行われており、わたしは1000円の図書カードに当たっていた。それは、昨日わざわざメールで知らされ…

おしらせ

明日より4日ほど、ソウルにまいります。更新をさぼっているので、多分あまりふだんとかわらないのですが。

酉の市つれづれ

池之端から台東区のコミュニティバス、東西めぐりんに乗って二の酉にゆく。めぐりんに乗るのははじめて。千束は北めぐりんなので直接はいけないが、浅草までは最短距離でゆく。広小路から文化会館のある公園口に上がり、橋を渡って東上野に出る。このまえ、…

鳥越のにまめ

学校で野暮用をすませ(学校の用事はすべからく野暮である)、根津のオヨヨ書房にゆく。先日通りがかったら休みだったのと、野菜を送ってくださる四国の方の、資料が格安で出ているという情報による。店頭の百均で「本コ」のバックナンバー、矢田挿雲『江戸か…

特別講義

朝からゼミに出る。 アメリカの学校からきていたドイツ人の人がかえるので、さよならランチをした。彼は北砂にある、東京大空襲の資料館にゆく由。そういうものができたのをまったく知らなかった。 午後から、すでに退官なさった先生の特別講義を聴く。会場…

婉曲表現は使いすぎないこと

寒い日。 すこしだけ遅刻して授業に出ると、学生がふたりしかいなくて、イギリス人の先生は「どうしようかと思っていた」と説明なさったので申し訳なく思う。先週は一人だった由。批判するときの(婉曲な)いいまわしについてまなぶ。 池袋に出てキンカ堂で…

八幡様から天神様

このところ、永らく探していた本をネットでよく見つけるので、日々本がとどく。バイトから帰ってきたら、また一冊きた。1986年の夏、神奈川県立近代美術館で開かれた展覧会の図録。 別の本を買った高原書店でみつけ、もう一度日本の古本屋に行ったら10…

図書館で本をよむ

郊外の家から一旦帰り、病院に勤める友と昼食を共にするため、学校にゆく。(広義の)家庭生活に関する貴重なアドバイスをもらい、演芸について(さん喬、爆笑問題、ケーシー高峰など)話し合った。別れてから図書館にゆくと、向こうから学友があらわれて、…

すだちのマーマレードはおいしい

曇天の土曜日。珍しく一日在宅してすごす。外に出ないつもりでいたら、昨日試しに借りた本(西村賢太『どうでこの身のひと踊り』(講談社))にはまってしまったので、返しがてら続編2冊をを借りにゆく(はまった詳細については後日)。ついでに寄ったスー…

深川、秋の一日

学業に大いなる(あくまで精神的な)めどがついたのと同時に、週末二日間予定がない。しかも年明けにローマ人が帰還するしらせがあった。午前中は部屋をひとつずつ回って片付けをした。昨日は雨の予報だったから、最寄の図書館で調べ物をしようと思っていた…

ひみつの宣言

朝、みじかい原稿を送る。 原稿料をくれるような媒体ではなくて、配布される範囲も限られており、図書館などに集積される可能性はほぼない。 しかも依頼された内容は、しごくステレオタイプな質問である。しかし、現在勉強をしているのは、こういう人たちか…

東上野の踏切

JR上野駅の下谷口を出て昭和通りを渡り、一本入った左側に、東京メトロの建物がある。駅構内に掲示された地図をみると、短い貨物の引込み線のようなものがあって、建物を通って消えている。 知っている人は知っているが、これは地下鉄銀座線が地下に入ると…

ギンコーズ・ステップス

学校で催物の手伝い(と聴講)。会場は地下二階にあるが、入口は吹き抜け状に掘り下げられているので、入口前の受付に立っていると、秋の美しい光と思いのほかつめたい風が入ってくる。ぎんなんの臭いも入ってくる。催しが終わって、すり鉢の底から、階段を…

降臨

末広亭の余一会にゆく。市馬、三三の会。ゲストは談春、ボンボンブラザース。終了後、伊勢丹とジュンク堂で買物をした。ジュンクでは「大阪人」のバックナンバーを2冊。大阪のことはあまり知らないから、「大阪人」はどれも面白そうに見える。「東京人」も…

スロトレ

「スロトレ」という本を探して買って、先々週からしている。スロトレはスロートレーニングといって、ゆっくりやって脳をだます筋トレをいう。きのう、「ためしてガッテン」でもしていたが、その前にNHK−FMの「トーキング・ウィズ松尾堂」で、発明した運…

水筒の愉しみ

昨朝からの頭痛が引かないが、バファリンを飲んでごまかす。学校にゆくにあたり、天気がよいから弁当を持参することにした。卵がないのでコンビーフ&キャベジ(コンビーフとキャベツのいためたやつだが、占領期CIEの映画でアメリカ人がそう言っているの…

五反田見学

五反田に用事があったので、早めに出て散策した。用事の関係でジーンズなどはいたりしていないので、今日の散策はリサーチ的。買物もしないでさくさく歩く考え。しかし、行った先は戸越とTOC(東京卸売センター)である。 何をしにときかれても困るが、と…

月曜日

郊外の駅から各駅停車にゴトゴトと乗って、遠いほうのキャンパスにゆく。月曜の朝、学部の講義があって、時間のあるときに聴いている。このキャンパスに漂うものが苦手だが、今日は図書館で調べるものもあった。調べものの一はよその研究室の書庫にある。訪…

スローなおまけにしてくれ

秋になったのをブログ上ですっかり忘れていたので、遅まきながら秋冬モードにしました。 図書館で『暮しの手帖』を読んでいて、片岡義男のエッセイのタイトルがいかしていた。「水鉄砲を買うところをみてくれ」10・11月号なのに、水鉄砲について書いてあ…

観音様のはじまり

学校にゆき、夏からずっとこころに重たく漂っていたことを終える。みなさんの英知により、自分の出口も知る。大いに手ごたえを得る。意見を言ってくれたみなさんは、あるいは私の登板のために、早くから参集くださった可能性がある。持つべきものは友である…

雄呂血

誘ってくださる方があり、阪東妻三郎の『雄呂血』を特別オーケストラ付き上映する催しにゆく。コンポーザーは清水靖晃。活弁は坂本頼光。東京国際映画祭の一環であることがわかったが、会場は明治神宮内の神宮会館。明治神宮に入ったのは七五三以来かもしれ…

泣くな、球児

点が入らなければ勝てないことはイヤというほどわかっているのに、そういう試合で終わった。 藤川の肩も肘も、どれほど疲れているのか検討もつかない。緊張感を持続するのに、矢野がどれだけ心身をすり減らしたかわからない。 現有戦力に来季はない。フロン…

日暮里の親子丼

バッタの命ははかなかった。まだすることはたくさんあるのに、最後でふたたび牛歩となる。昨日と違って中断してもよかったから、昼は親子丼をつくった。以前読んだ『志ん生の食卓』に美濃部家の親子丼はささみと長ねぎでつくる、と書いてあったのを思い出し…