東京brary日乗

旧はてなダイアリー「東京brary日乗」から移行しました。2019/2/28

2014-01-01から1年間の記事一覧

12月の雨の日

毎夜、ねこに腕枕をして寝る。起きると、反対側の腕にねこがつかまって寝ている。至福なので起きたくないが起きる。 大瀧詠一の一周忌で、NHK第一の放送を聴きながら年賀状を書き、ちょうど十時に仕上がったのでBSプレミアムで「風街ろまん」の特集を見る。…

好転反応

メンテナンス日。外は非常に寒い。 美容院で散髪し、そのまま治療院に行く。もこみち先生から、内くるぶしとアキレス腱の間にある新たなツボを教えてもらった。野菜と果物を買って帰ると、すでに好転反応が出て、早々に就寝。 立川談幸、立川流を脱退。芸協…

神田のうなぎ

遠征終了した。鄙には稀なコーヒー店には二度しか行けなかったが、仕事のほうは昨年の反省により工夫をしたところ、よい決着をした。最後は、遠征先の駅から都心のターミナル駅まで通常料金で直通の列車に乗る。昼過ぎまでさまざまな連絡仕事をして、夕方は…

山間のクリスマス

昨日から、山間の町に遠征している。遠征は三度目で、最初が真夏、去年と今年が今である。普通は3か月ぐらいかけてやることを4日でやるので、楽なようなつらいような仕事。往復で5時間ぐらいかかる。昨日のかえりはものすごく久しぶりに快速電車の中で舟…

吟遊詩人の歌

早朝5時ごろに起き、朝食をすませて原稿の続きを書いたら、スムーズに終わった。片付けをするのにラジオをつけたら文化放送が三木鶏郎特集で、とある理由から二十年ぐらい聞きたいと切望していた「吟遊詩人の歌」が流れた。午後、遠征のための準備をしてい…

一週間

昨日は4年前に死んだ郊外の主の墓参に行き、戻ってからはかばかしくない原稿の続き。今日も朝から書く。ねこはずっと膝の上に乗っている。「勉強を邪魔する猫」で画像検索をしたら大量に出た。原稿の半分はすぎたが、まだ半分ある。書くことは決まっている…

マウスピース!

昨日で仕事が一段落したが、まだ二段落と三段落がある。今日は休みにしてメンテナンスのためにでかける。飯田橋の先生は、いつも9時から予約なのに今日だけ正午になっていて、予約したのに1時間も待った。終わってからタクシーで前の学校にいき、学内の病…

ぐりとぐらのように

朝、駅で定期を忘れたのに気づいたが、戻らずに切符を買った。時間には余裕があったけれども、今日はそういう判断がよい気がした。すると、秋口からずっと未決だった事項が、ふとした思いつきから即解決。非常に気をよくして、小さな不義理を片端から片付け…

下町の元気なスーパー

近所にはスーパーが2軒あり、いずれも徒歩5分である。もっと歩けばもっとあるが、2軒あれば足りている。「下町の元気な」ほうは、いつも年寄りが大勢いる。高層マンションの地下にあるほうは、いつも若い主婦が大勢いる。野菜が安くて充実しているのと、…

リップクリームの思い出

寝る前に明日の支度をしていて、突然どうでもいいことを思い出した。 小学生のころ、一緒に電車通学していた友だちがリップクリームを持っていた。70年代前半なので、今のようにメディカルリップなどというものはなかったと思われる。少なくともわたしは初め…

心斎橋行の切符買って

朝、お茶の水の眼科まで行くと非常に混んでいた。しかし検査が済めばそのあとはスムーズで、正午前に帰宅。 先週は、千里丘の義姉の家に泊めてもらい、間違って持ってきたひざ下ストッキングがずるずるするので、梅田の無印良品で履き替えてから、本屋を見る…

こだま号で行く

一週間は驚くほど早い。先週の金曜日は、新幹線こだま号に乗った。大阪で催しがあるのに、以前から見たいと思っていた資料を京都近辺で調査していく計画をしていたら、豊橋の書店が140周年記念で昔のものを展示していることを知った。京都での調べものは、郊…

骨と筋肉のあいだ

うっかりしていたら、また半月も更新をとだえさせている。先週末は、渋谷駅が変わってからはじめて東横線に乗ったり、一等賞を選ぶ係をしたり、古い図書館用品のデータベースに見入ったり、かけ足で須賀敦子展を見たら、須賀邸がおじさんの家の近所だったり…

もこみち先生

勇んで早くから仕事に行ったら、エレベータの中で若い人に「今日は金曜日の日ですね」と言われた。連休などにより、曜日調整が行われていて、今日は金曜日扱いの日なのだった。金曜は出番がないことになっている。 損したような得したような気持ちで、一階ま…

アクト・オブ・キリング

早稲田松竹で「アクト・オブ・キリング」を観る。春に先生がメーリングリストで薦めていて、それは滅多にないことなので観ようと思っているうちに、機を逃していた。今週だけ、早稲田松竹にかかっていた。早稲田松竹が現在のような運営になってから、行くの…

ドミトリーともきんす

注文していた高野文子の『ドミトリーともきんす』(中央公論新社)がすぐ入荷したので手元にあるのだが、あまりに読みたすぎて読めないでいる。

乱歩邸

江戸川乱歩邸が公開されるというので出かけた。乱歩邸は10年あまり前に立教大学が購入して保存している。講演会もあるので早めに出ると、立教大学は本日ホームカミングデーで、卒業生でもないのにホームカミングする羽目になった。 乱歩邸は中まで入れないが…

秋の夜長

ゆうべ遅く、ねこがどこかでニャニャニャニャ、と言っているので探したらカーテンの陰からベランダを見ていた。もうセミもゴキブリも現れないとおもったら、トンボが落ちている。微動だにしたいので死んでいるものと思い、手を伸ばしたらひらひらと飛び立っ…

江戸の歯医者

予定を手帳に書く、という習慣が会社づとめをやめてからなくなった。手帳は使っているが、そのころの二割も機能していない。約束やイベントがインターネット経由で知らされるせいも大いにある。歯医者の次の予約がいつだったか記憶にないので、手帳を見たら…

広告はてな

はてなの広告についてくやしいので、広告のことを書くことにした。広告は見る人によってちがうから、私が見ている広告はみなさんにはわからないが、 ・女性のための新サイクリングブランドリブ ・不合格になる子の学習法 ・介護職員資格講座 ・小さな敷地に…

再開ブルース

地味に再開した日記がひと月続いたら、広告を消す有料プログラムにしようかと思ったが、釈然としないのでもうちょっと考えることにした。木曜日は各若者グループフォローのため、朝から夕刻まで休みなくはたらき(ふつうなら当たり前だがわたしの職業の場合…

スキャナー調査

業務はいまのところ順調に推移している。前期はあまりにコンディションが悪くて、毎回プレッシャーでうまくいかない気がしたが、今期は原理的なところに立ち戻る余裕があって、やや「抜けた」感がある(相手がどう考えているかは別)。 帰りは少し早めに出て…

秋なのにサクラ

台風で仕事はキャンセルになり、午後から仕事場に行って今後の準備を行う。 帰宅後、録画の整理をしようと思って、すでにロードショーでも見た「かぞくのくに」をまた全部見てしまった。安藤サクラ、すばらしい。

顔面を鍛える

歯茎から頬の内側にかけてぐるぐる舌をまわすと、顔の筋肉の運動になるというので本を読みながらやっていたら、効果があった(自分比)。最初のうちは二周ぐらいでも疲れるが、同僚や家族と話すことがすくないので、日々励行している。ただし、外でやらない…

おめでとう

若い友人の披露宴に出向く。学校の友人だから主賓は先生で、年かさのためわたしが隣席をいただき、恐縮す。 新郎新婦は留学中に出会って今日を迎えた。いまどき珍しくオーソドックスな進行で、ご両人もゲストもみな大人であり、誰もが実に行き届いていた。宴…

登楼の記録

ある南国の人物伝をみていたら、明治のなかばに上京したときの日記がそのまま載っていた。この人が東京を見に行って、戻ってから自分の商売を新しくしたことは知っていたが、行ったのは青年のときと書いてあったので、三四郎のような旅路を想像していた。浅…

タオル枕の効用

新しいめがねのことで悩み、さらに仕事はじめの調整に失敗して頭痛に悩んでいたら、数日がすぎてしまった。寄る年波のため頭痛は慢性化しているので、①すぐに薬を飲む②中山式で凝りのツボを押さえる③あたためる ④お灸⑤ストレッチ、などあらゆる手を尽くす。…

匂いをかぐ

自転車で街に出ると、つくだ煮屋をすぎたあたりで一度に金木犀の匂いがした。みると、小さな運河のへりに植わっているのが金木犀で、いつもは気づかず通り過ぎていた。隅田川を渡って日本橋の丸善まで行くつもりだが、いちおう手前の書店で自転車をとめて入…

秋、上野

興味ある催しものを聴くためにでかける。午前中に所要をすますつもりが中途半端になり、聖橋から歩いて会場に行くことにした。途中、不忍池から左折して池之端の正しい蕎麦屋で昼食。最初に行ってから何度も訪れているが、いつも正しい。客は大人ばかりで、…

彼岸

ものを捨てる系の考え方に、「新しいものを買ったらひとつ処分する」というのがあるが、だいたい間違っている。「ひとつ処分したらしばらく買わない」が正しい。 この夏はあまりどこにも行かず、小さい原稿を2、3書いたぐらいであまり仕事もせずに過ごした…