アクト・オブ・キリング
早稲田松竹で「アクト・オブ・キリング」を観る。春に先生がメーリングリストで薦めていて、それは滅多にないことなので観ようと思っているうちに、機を逃していた。今週だけ、早稲田松竹にかかっていた。早稲田松竹が現在のような運営になってから、行くのははじめてである。椅子は格段によくなっていた。
「アクト・オブ・キリング」は、大量の人を拷問して殺した人の映画である。そのことを再現する映画を撮るという提案に、登場人物たちが主体的にかかわるが、その完成形を本人たちが納得しているのかはわからない。正視しがたい場面もある。そして、彼らをトークゲストに招いてぺらぺらと喋っている、アナウンサーの女の子が一番こわい。