東京brary日乗

旧はてなダイアリー「東京brary日乗」から移行しました。2019/2/28

2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

あまりといえば

今日の大事。 ○日本煉瓦製造(熊谷市)廃業。(朝日新聞朝刊) ○「現実が既にイリュージョンであること」に家元の苦悩はあった。(『エンタクシー』立川談志、石原慎太郎対談) 「伝統の巨人阪神戦」をTBSラジオで聴いたが、「フォアボール、あっ、バック…

清澄庭園付近のこと

ゼミに出て本を借りてから、引越先のニュー事務所に寄って片付け。ニュー事務所は広いが、照明が今流行りの手元だけ明るいタイプなので遠目に暗い。夕方深川図書館に本を返す。清澄白河駅から行く道筋は、○以前からある庶民的な商店 ○以前からある庶民的な商…

サッカー通り

学会事務所は明日引越しなので、一日荷造り。物理的に疲労して、体力の衰えを知る。 湯島図書館にCDを返す。湯島図書館は日本サッカー協会の隣にあるが、サッカー協会は電柱もサムライ・ブルーである。サッカー協会の公式ウェブサイトをみると、住所のところ…

連続ラジオ小説 ふらふら

○大滝秀治と岸部一徳が出る金鳥のコマーシャル(「つまらん。お前の話はつまらん。」)が大好きだが、その連続ラジオ小説を紙魚子さんのブログで知ったのである。滅法面白い。 大滝秀治といえば、ラジオドラマの雄である。「日なたのキャラメルみたいにぐに…

七夕まで

『メディア社会』読了。 日記が単調なのは、日常が単調だからである。今日唯一の娯楽として、「新話の泉」を聴く。司会は渡辺あゆみアナだが、その個性も活かされて、前回(5月は忘れたので4月)より面白かった。映画「花よりもなほ」をぜひ観たいが、七夕…

Iron Nerves

今日の井川は見事な投球ペース。すっくとマウンドに立って七回を投げた。完投しなくて残念。 時間も短くてよい内容の試合を見てやる気を出し、その後久々に集中して作業した。しかし夜中に書いたラブレターは朝読み返せというから、明日みればだめかもしれな…

バナナ

朝から夜までシンポジウムの手伝い。十数年前仕事で講演会をお願いした研究者がパネラーで登場したので挨拶した。終わってからバナナを買って郊外へゆく電車に乗る。バナナは郊外の家の基本アイテムであり、郊外の主は毎日半分ずつ食べる。途中でナイターを…

絵はがき

授業に出ると、テーマは絵はがきであった。絵はがきは近代の重要なメディアであるからよく知りたいと思っていたので興味深く聴く。学校の仕事を手伝って夕方近くの図書館に寄ると、新館コーナーに絵はがきの本があった。あとがきに授業の先生の名が敬意をこ…

駅の夢

久しぶりに駅の夢を見た。駅の夢は以前とても頻繁に見たのである。昨夜は地下鉄のホームに立っていると、「大手町(サンケイ前)でお前の鍵を預かってくれている」とよく知る人が教えてくれたから取りにゆくのだった。よくわからないが暗示的である。丸の内…

憂鬱というほどでもなし

『新宿歌舞伎町交番』は読み進むうちにいんちきな感じがしてきたので半分でよした。交番の話を聞いて再構成したとあるが、ルーズソックスの女子高生が出る時代に山の手夫人が「タクの子に限って」と言ったり、東大生の母親が子を見るなり「まあおぼっちゃん…

みみず腫れ

○返却日のため、まず図書館を三館回る。二番目の真砂図書館で上方漫才を返して、米朝師のよいものが返却されてあった(愛宕山、鴻池の犬、小倉舟等)ので、五巻借りようとしたら、「予約が来ていますね」と言われた。澤田隆治選ダイラケベストのお知らせが来…

カセットテープ

朝、『情熱大陸 立川談志』をみる。郊外の家は消灯が早いので録画である。どう作ってもこうなってしまうところに家元の苦悩はある。 またテープをつくるのに12分ぐらいの漫才を二本ずついれようと思ったら、近くの家電量販店には46分テープを売っていな…

猫捕り

白いねこは二週間前から来ない。郊外の家周辺から突然猫が全部いなくなったので、猫捕りが来たのか。 吉行淳之介『娼婦の部屋・不意の出来事』をよむ。

うまい麦酒

ゆうべ大変美味しい麦酒を飲んだが、それで今日頭痛がする。 たかだか小瓶二本で。

ギャル文字

講義で配られたレジュメにわからないものが印刷されていた。ギャル文字であった。 「とうきょうぶらりにちじょう」は、「そこそこ」のギャル文字では下記のようになる。 `⊂ぅきょぅ、ζ,〃らりレニちU〃ょぅ ギャル文字変換http://mizz.lolipop.jp/galmoji/

背表紙

夕方、上方芸能テープ第二段用のCDが届いたので深川図書館に寄る。深川図書館は復元の建物だが、床も階段も木でしつらえてあるので、歩くと小気味良い音がする。蔵書もよいのにあまり混んでいない。CDと、本を三冊借りて帰る。 『本棚の歴史』という本を…

高原書店で古書を買う

高原書店より注文の古書が届く。 ある本を探してヒットしたのが高原書店だったが、私の必要な分野が現在セール中でオール20%オフだったので、一ページずつクリックして何点か選んだ。「演芸」をみると、探していた『滝田ゆう落語劇場』が500円で出てい…

世はサッカー

バリウムを飲む。 学校の検診がいい加減なので、区民検診を受けることにした。前回の病院はあまりに殺伐としていたので、新しくできたクリニックにかえてみたが、あらゆるところにダンボールやカタログが積んであるし、器具や書類も整理されていない。看護婦…

文悠

夜新小川町で集まりがあり、時間が早かったので久々に神楽坂の文悠をのぞく。文悠は戦後の店だが、往年の神楽坂の夜店を歩くような心持がする。『神楽坂・茶粥の記』を積んであるのも変わらない。

天才復活打

今岡誠は昨年度の打点王である。今シーズンは開幕から絶不調のため、ついにスタメン落ちした。彼はボールを見逃すとき、必ずその球がキャッチャーミットに収まるのを、独特のポーズで見届ける。昨今そうしないから驚いていた。しかし今日11回裏で代打に出た…

馴染み度

散髪してから二週間ぶりに郊外の家に行くと、鉢植えの花が咲きすぎであった。夜、ラジオで平成落語家ジョッキー改め渋谷極楽亭を聴く。志らくの日で、ゲストは是枝裕和。志らくの真打昇進ドキュメントを是枝監督が撮っていたことを知る。うなぎ書房さんから…

入梅

入梅だそうだが、初日に最も愛用の傘が壊れた。建物の中に入るのに、傘をトントンとして雫を落としていたら、柄だけ残って傘本体も落ちた。傘の先の避雷針のようになっているところと傘本体をつなぐ、富士山のような形をした金具が緩んだのであった。 そのし…

いつか

朝から学校で資史料をよむ。二時ごろ大きな図書館に移ったら、途端に猛烈な睡魔が襲った。 帰って録画途中の「すいか」を見て、今週PPVでやっている「いつか読書する日」を見ようと思ったら、PPVは事前申し込みをして二週間後でないとみられないことがわかっ…

弱い

昨日携帯文字のことをぐずぐずと書いていたら、Kai-Wai散策のmasaさんがすばらしい活字屋さんの画像をアップしておられる。わたしはこういうものに大変弱い。Kai-Wai散策 中村活字で名刺を http://mods.mods.jp/blog/archives/000911.html 今日は概ねよい天…

省略文字

眼鏡が出来たので帰りがけに取りに行く。M井さんはいて、入っていくとにこにこ迎えてくれた。調節してもらった眼鏡はスキッとした感じである。 眼鏡をかけて夕刊を読んでいたら、携帯電話用に省略文字を開発した人のことが載っていた。8ポの文字ではドット…

上方演芸

真砂図書館に行って米朝を四枚借り、午後は自宅で仕事をしながらテープをつくる。米朝師匠の手になる新作も一席入っている。三十分あまったので、『立川談志 ゆめの寄席』からダイラケ、お浜・小浜もいれる。さらに余力があったので、ダイソーで買った幸枝若…

伊丹より

また飛行機で帰る。明日ならタイガースの移動日なのに(会えないと思うが)。

ちがっちゃってるじゃない

飛行機で北摂に行く。 機中にて「月刊百科」を読む。林光おたまじゃくし放浪記は、「舞台稽古大荒れのこと・『ちがっちゃってるじゃない』のこと」である。この連載を今までとばしていたが、「ちがっちゃってるじゃない」という平仮名の日本語が活字になって…

建築物の装飾について

都営大江戸線本郷三丁目駅で、男の人が三人がかかりで壁を掃除している。モップを使っているが、その壁は何メートルもないのにトタン屋根のように細かく波打っていて、非常に掃除がしにくそうである。大江戸線の駅は大体において凝ったデザインを標榜してい…

森のことなど

ひとことで言えば、昼夜コース料理を食べたような日(比喩)。備えて絶食していたが、消化するのに時間がかかりそうである。それらが終ったあと生協に行って、買いたかった本を買う。 ○青木玉『着物あとさき』新潮社 ○白洲次郎『プリンシパルのない日本』新…