東京brary日乗

旧はてなダイアリー「東京brary日乗」から移行しました。2019/2/28

2004-01-01から1年間の記事一覧

大晦日

冬だというのに、虫に刺された。寒いから古くて大げさなダウンを引っ張り出して買物に行ったのがいけなかったかもしれない。臍から右腹一面を刺され、三日も経つのに痛い。性質の悪い奴と思われる。 年越蕎麦を食べる。多少正月の支度もしたが、暮れも正月も…

雪かき

郊外の家で雪かきをする。したと思ったら屋根からドンドン雪が落ちてきてやりなおし。こんぶは内弁慶なので、雷が鳴っても椅子の下にもぐる。今日は押入を自分で開けて中に逃げた。その後布団にもぐりこんでいたので夕方起こすと、眼と鼻の穴をめいっぱい開…

警報装置を鳴らす

昨日夜中にガス洩れ警報装置を鳴らしてしまった。酒蒸しや酒煮でアルコールが蒸発するとすぐ鳴る。もう4、5回は鳴らした。ゆうべは田作りで生の酒みりんを一気に煮詰めたためらしい。警備会社の人が来るとまずいので、管理会社の連絡先をさがして電話をし…

御用納め

正月の買物に行く。日にちも考えて二軒分支度しなければならないので少々知恵が要る。店はまだ空いていて、自宅バージョンは要領よく終わる。録画しておいた「ホテルハイビスカス」を見ながら繕いものなど。久々にブロスを買ってみると、ドラマでは年明けに…

古書ほうろう

大学に行き教授と面会、ガイダンスを受ける。構内で昼食を摂り、夕刻まで学会で会計処理の整理。夜は本とチャンバラの友S氏(島田順司通報の御仁)と動坂で一献傾けることになっていたので、根津に抜けて千駄木まで歩く。S氏の指定により、古書ほうろうで…

新刊書店で福武文庫を買う

午前中はマンションの理事会。年末シフトで郊外の家には行かないので、明日必要なコンピュータのマニュアルを買いに出る。北風が寒いので遠乗りはやめて、書原で購入。 書原の棚は完全ジャンル制のため、見るにはコツが要るのだが、何と福武文庫が10冊ばか…

テレビ不毛

夕刊に元旦までのテレビ番組表がついていたのでみたが、地上波は驚くべき見るもののなさである。かろうじてチェックしたのは「蝉しぐれ」(もう三回目)の再放送とMXテレビ(ウルトラマン、他)に過ぎない。スカパーでは「氣志團ライブ」があるが、ペイパ…

賞味期限

今年初めてダッフルコートに手を通す。寒い日だったので正解だった。焦茶のヘリンボーンで、一等気に入りのコートである。 田町から帰ってなんとケーキを焼く。とうに賞味期限の切れた小麦粉を消費したいのである。ケーキなんかここ二十年、一度しか焼いたこ…

聞き納め

自転車のサビ落としをしてランプを取り替え、台所を掃除する。昼はごく簡単に済ませて国立演芸場へ。道楽週間最終日、今年の聞きおさめ。三日間遊んだので今夜は年賀状の残りを書きましょう。 今上天皇の声は玉三郎に似ている。 ♪猫の夜会ライブラリー舞台部…

ベルトをなくす

有楽町でいくつかまとめて用事を済ませ、丸善に行こうと考えて早めに家をでる。電気屋、交通会館、無印など。近所の文具屋にないはがき用の修正液を求めてさまよう。修正液一本のために伊東屋へ行かねばならないのか?と思った瞬間インズ3にオフィスデポの…

冬至

昼前に帰って雑用をすませ、歌舞伎座に行き幕見に並ぶ。先日とほぼ同じ位置で、甘栗屋がよくみえる。この間は茶屋の脇にいたが、今日は正面で、売っているのは女の人である。夜は寒いから、閉めている茶屋で風を凌いでいるのかもしれない。夜は男の人が座っ…

冬曇り

年賀状を書く。冬曇りの一日なので、猫は布団にくるまって寝てばかり。 ♪猫の夜会ライブラリー更新しました。「漱石先生の手紙」 http://library.cocolog-nifty.com/night_clowder/2004/12/post_8.html

阪妻

プリントゴッコは(比較的)美しく出来た。郊外の家にもってゆき、二階にこたつを出して(出ているが)落語のテープを聞きながら絵具で彩色をほどこす。談志「品川心中」、志ん朝「百年目」。なお、著作権は侵害せずに済む。 時代劇チャンネルでやっていた阪…

プリントゴッコ再び

昨夜意を決してプリントゴッコをしたが、美しくない。今時誰もプリントゴッコなんか使わないことぐらい、私だって知っている。しかしプリンタの調子が悪いのだ。表書きとひとことは手で書く主義だが、自分の住所を書くのが面倒くさい。 ホームページで対策を…

ライカ

家人がライカを買った。家人の買うやたらとハイスペックな機器類にはほとんど興味がないが、ライカで撮った写真は好きなのでゆるす。舅の補聴器はシーメンスなのだそうで、こちらはハイスペックのDNA。しかしもうちょっと面白いものを撮ってもらいたい。 …

すぺしゃるな夜

仕事の打ち合わせと挨拶を兼ねて、小石川に出向く。意外に時間をとってしまい、朝方からの頭痛に胃重が加わったので、午後の予定を変更して三時頃帰宅。 楽しみにしていた落語会の日なのに、と思いつつ夕方家を出て、日比谷の三信書店でちくま文庫「球団消滅…

大工仕事のDNA

午前中、学会事務局の仕事のために市ヶ谷の会計士を訪ねて打ち合わせ。文教堂でお年玉用の図書カードと織田作之助「競馬」を買い、いろいろしなければならないことがあるからまっすぐ帰る。○しなければならないこと 1.伸ばし伸ばしにしている手紙を書く。 2.…

両国

七時に郊外の家を出て、両国の病院に母のカルテをとりに行く。事前に電話しておいたが、順番は午後になると言われ、一旦帰る。二時から区の編纂委員会があるが、行けそうもないので、手配しておいた顧問の先生のお祝い(横浜文学賞)を近所の委員の方に届け…

燃えよ剣

昨日の「新選組!」に島田順司が出ていたとメールで教えてもらった。島田順司は「燃えよ剣」の沖田総司である。栗塚旭はもちろん気づいていた。郊外の家には、土方歳三と書いた提灯と下駄のミニチュアがある。修学旅行の際、父への土産に買った。彼の現在の…

ばらちらし

郊外の家に来る。年賀状の図案を考えようと思ってスタンプ一式の入った缶とはがきを持ってきたが、結局全部プリントゴッコにすることにする。重い缶を持ってきたのは無駄だった。しかも買っておいたインクジェット用のはがきは「プリントゴッコには不適」だ…

盗作年賀状

夜、決意して年賀状の準備をする。何かよい鳥の図案はないかと探したところ、『天下御免番外編』の背表紙に変な鳥が飛んでいた。鳶のようにみえる。トレペに写して拡大し、アレンジを考える。明らかに著作権を侵害している。 学生時代、ピカソの輪郭を写して…

歌舞伎座

昨日思いつき、仕事のあと歌舞伎座に行ってみる。勘九郎最後の舞台。気楽に寄って幕見でごきげんになる。勘三郎襲名披露は三ヶ月やるようだが、また海老蔵並のチケット状況になるのだろうか。春からは予定が立たないので買えないし。 ごきげんなので、帰って…

漱石忌

午前中用事をすませ、昼から区の仕事で聞き書きにでかける。今日は長年教職にあり、校長も務めたという方。三時間半に及ぶ。血圧が異常に低いため、このような曇りの日は眩暈がする。 昨日カタログハウスから届いた「明礬の花」を入れてゆっくりお風呂に浸か…

図書館

古書店に注文していた本が届く。 午前中図書館に行って本を返し、新聞広告でチェックした「文学界」新年号をよんだあと少し勉強する。雑誌を返すとき岩波の「図書」が新しくなっていたので目を通すと、「文学界」と同じメンバー。「図書」は永らくつまらなか…

針をなくす

郊外の家にユザワヤのチラシが入っており、沿線にできたのを知る。そこから別の線に乗り換えれば自宅近くまで帰れるので、寄って再びファスナーを買う。(キンカ堂で買ったのは両開きだった。)サイズ調整を待つ間、隣の「ナチュラルヒルズ・ダイソー」に入…

問答有用から

昨晩布団の中で徳川夢声の「問答有用」を拾い読みする。もういない人たちの話。 ○桜川忠七(幇間) ・遊郭でまわしをとったのは、浜松からこっちである。酉の市のときなどは、11人もとる太夫がいた。大阪ではとらない。 ・客がしゃれたことを言ったとき、…

鱈のこと

郊外の家に来る。途中で頼まれた用事や買物をしたり、風雨の影響で電車が遅れたりしていたので到着が1時ごろになってしまう。鱈の粕漬けを買ったが、粕漬けは最近西京漬に代わられて、とんと見かけない。お茶漬け用の鱈といって、干物を裂いたのもどこにで…

緑の粉

前々から思っていたことだが、髪を染めるのにつかう「ヘナ」と「大麦若葉」は色といい匂いといい、酷似している。どちらも緑色の粉末で草の匂いがする。しかも、どちらも湿気るといけないのでコーヒーの空き缶に入れているのである。 「大麦若葉」は寝る前の…

初台アジア食堂

ゆうべの「BSマンガ夜話」で「クマのプー太郎」をやっていたので、夜中にもかかわらず本棚の奥からクマプーを発掘。私の持っているのは"ハードカバー"の一巻。しかしあまり自慢にならない。 今日は仕事のあと、liと初台のドアーズに68歳の歌手による、奄…

苦瓜先生

舌の奥に正体不明のいぼいぼがあるので耳鼻科に行ったが、「誰にでもあります。あなたはべろがよく出るので見えるのでしょう」と言われた。一時間待ったが、待合室にあった「MONSTER」を1巻から4巻まで読めたので満足。ここの先生は若いがとても親切で丁寧…