東京brary日乗

旧はてなダイアリー「東京brary日乗」から移行しました。2019/2/28

2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

晴れた日に目をとじる

学校の図書館に行ったら、閉館日明けで新学期間近というのにいやにすいている。そしてあまり涼しくない。すいているのはいいが、エレベーターの貼り紙で相関関係を知る。図書館は、9月21日をもって冷房を停止していた。今日は30度ある。 最近学業を再開…

暮手をよむ

中之島図書館のコピーセンターの前には、選択基準がもうひとつわからない雑誌が10冊ばかり銀行のようなラックに入って置いてある。セルフコピーでないので、頼んだ人が待つ間、椅子に座って読む用。 利用者の9割は男の人なので男子向けが多いが、なぜか『…

秋の夜長

まあ、本来(少なくとも30年間)、阪神というのはこういうチームだったのである。驚くにはあたらないのである。ここ3,4年にわかに夢をみたので忘れていただけであった。先発ピッチャーがいないのは、キャンプ終了の段階でわかっていたことであった。心…

名月や

連休は例によって郊外の家にゆき、町内のバザーに出す品物(菓子鉢、フルーツ皿、前衛的な花瓶、「できごころ」(果実酒作成器)、りんご皮むき器など)を出したり、里芋を煮たり栗おこわを作ったり、負のスパイラルに突入したタイガースに落胆したり、「新…

キャッツ

日中は勉強し、夕刻階下のシヅエさんご夫妻とともに、五反田のキャッツシアターにゆく。劇団四季はあまり得意ではないが、いつもいろいろなお誘いをいただいているのにうまく合わないので、都合した。コロセウム形式のキャッツ・シアターにも興味があった。 …

仏壇を買いに

田原町まで行ったのは昨日の朝。 あたりをつけていた店の地図をよくみると、開店は9時とあるのですぐ出た。この店にしたのは、何代目かの経営者が比較的若くて、伝統工芸品も現代調のものも丁寧に紹介されていたからであった。調えようと思っている、うちに…

カネタタキ

二、三日前から、夜になると虫が鳴いていたのである。 あまり大きな音なので、家の中にいるに違いないと思っていた。外からきこえる鈴虫の音とは違って、チン、チンと鳴く。 今日、夕食の支度をしようと思ったら、ガスレンジに1センチぐらいの虫が現われた…

秘密の果樹園

夏休みに予定していたことをほぼ終える。することはまた増えてもう7つぐらいあるので、秋はなかなか(頭が)いそがしい。しかし一区切りついたところで散歩に出ると、新・秘密の花園の反対側(陸側)に、旧・秘密の花園を彷彿とさせる一画を発見した。この…

秋の味覚

いつも野菜を送ってくださる四国の方から、嬉しい秋の味覚が届く。芋はご当地名産なると金時。なると金時は上等なので、なかなか手が出ない。前回茗荷を送っていただいて嬉しかったのでそうお伝えしたら、また下さった。100個ぐらいある。30個ぐらい刻…

鳥肌がたつ

BS?でパヴァロッティの「ラ・ボエーム」をやっていたので、帰る時間を遅らせて鑑賞した。郊外の主は、日頃パヴァロッティのCDを愛聴していたから悲しんでいる。しかしそのおかげで「ラ・ボエーム」を聴いた。わたしはクラシックにもオペラには全然くわし…

初秋の猫

本格的に涼しくなる前に、もう一度ねこを洗う。初回は子猫だったのでバケツですみ、二回目は腰を抜かしたが、三度目は腰を抜かしただけでなくウンチをした。家の中で粗相することは全くないので、余程ショックだったとみえる(三度目なのに)。脚のばねが大変…

ちいさい望遠鏡

白山眼鏡店で、ゆるんでしまった眼鏡の調整をお願いしている間、椅子のすぐそばにこういうものがあって、衝動的に買ってしまったのである。 これは望遠鏡である。大きさはマッチ箱ぐらいしかない。げんこ、の中に入ってしまうくらい小さくて軽い(45グラム…

区役所、その他

ゆうべは遅くまでレコードを聴いてしまったので、寝坊した。 区役所で会議に出てから、京橋図書館で本をみたりして国立劇場にゆく。 区役所の会議は頼まれて出ているが、いつまで出るのかよくわからないでいる。♪猫の夜会ライブラリー舞台部更新しました。 …

針箱

生駒山の家から裁縫箱をもらってきた。 気に入るのがなくて、三原堂の最中の箱で間に合わせていた。これはこれで、蓋に糸くずを捨てられたりして便利がいい。生駒山の裁縫箱は使いやすそうだが、狭い家には大きいし、比較的新しくて平凡なものである。抽斗も…

中之島ブルースその2

生駒山の家を出て、一日中之島図書館。 絞り込んでも250点にも及ぶ背表紙のない本を、嫌な顔ひとつせず、しかも効率的に作業できるように配慮しつつ出してくださる。わたしの見たい種類の本をこれだけ大量にもっていて、しかもまとめて見せてくれる図書館…

首位決戦その3!!

生駒山の家にて。午後お坊さん来宅。新しくお世話になる住職さんは、前のお寺と比べてとても気さく。由緒ある寺らしいが、聞けば住職さんは脱サラであった。 いろいろなことをする(のと野球の)ためもう一泊することにした。生駒山の家は生駒山のアンテナが…

首位決戦その2!

デイリースポーツを読みながら8時半の新幹線に乗って、新大阪で大阪版のサンスポを買い、正午に近鉄荒本着。 午後は大阪府立中央図書館で大量の古い本を調べて過ごす。使い易い図書館だった上に、予め棚番号と請求記号でソートしたリストでまとめて出庫して…

首位決戦その1

台風のため、大阪行を日延べ。川はコーヒーういろうの色。 読売巨人軍、8ホーマーで阪神タイガースに勝てず。

真実と正直

原武史『滝山コミューン1974』(講談社)を読む。(1962年生まれの著者による、東京都東久留米市の滝山団地と滝山第七小学校をめぐる物語。1970年初頭、滝山団地という環境と、日教組の教研活動に熱意をもつひとりの若手教員、校長の交代などい…

あっちゃん

開業医の待ち時間に『日本橋バビロン』と『久世光彦の世界』(柏書房、拾い読み)を読んでしまい、三冊返却。 午後、江戸東京博物館の図書室にゆく。実は土曜日に行っているのだが、昼休みのため閲覧できなかったので出直した。目的は関西の文学館の出してい…

きょうは本の日

郊外の家から学校に寄る。 「ちくま」が届かないので生協に行ったついでに平台をながめていて、新潮文庫の新刊二冊(ジョン・アーヴィング『ピギー・スニードを救う話』、『石田節子の着物でお出かけ』)、渡辺京二『ありし日の面影』(平凡社ライブラリー2…

先生とわたし

『先生とわたし』(新潮社)をよむ。 「先生」は由良君美、「わたし」は四方田犬彦。 かつて自分にとってかけがえのない存在であった人と、何らかの理由で訣別しなければならなくなったとき、そのことを整理するのにはとても長い時間がかかる。それが重要で…