東京brary日乗

旧はてなダイアリー「東京brary日乗」から移行しました。2019/2/28

あっちゃん

開業医の待ち時間に『日本橋バビロン』と『久世光彦の世界』(柏書房、拾い読み)を読んでしまい、三冊返却。


午後、江戸東京博物館の図書室にゆく。実は土曜日に行っているのだが、昼休みのため閲覧できなかったので出直した。目的は関西の文学館の出している図録だが、紹介されている参考資料を新たに知ったので、検索して再度請求したらカウンターの司書の人に声をかけられた。眼鏡をはずして名乗ったその人は、小学生のとき毎日一緒に学校に通った「あっちゃん」。
最初の申込書に書いたわたしの名前をみて、もしかしたらと思っていた由。あっちゃんは一学年下だが、お姉さんのりっちゃんとともに、同じ学校では一番近所に住んでいた。ふたりとも「天下御免」を愛していたので、仲良くしていた。そのあっちゃんとお江戸両国で会うとは。図書室を出るとき、あっちゃんは追いかけてきてくれた。