東京brary日乗

旧はてなダイアリー「東京brary日乗」から移行しました。2019/2/28

2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧

白菜漬け

昨晩布団の中で「嫌われ松子の一生」「らもチチ」読了。 リクエストをとりに図書館に行っただけで、おとなしくすごす。 ○借りた本 マクルーハン「グーテンベルグの銀河系」(みすず書房) 吉見俊哉「メディア文化論」(有斐閣アルマ) 鶴見俊輔「文化とは何…

ゴスロリ

午後、日が傾いてきたころに支度をして家を出る。地下鉄でまっすぐ池袋に向かい、まずキンカ堂で洋裁の小物(糸、バイアステープ、ファスナーなど)を物色。キンカ堂は高校時代によく通った大きな生地屋で、一人住まいをしたときも一、二度来たが、手芸関係…

柿くえば

朝湯に入ってゆっくりチェックアウト。先発隊は車で来ているので、三浦半島をドライブして葉山で遅めの昼食を摂り、夕方帰宅。 帰ると兄の家から柿が届いている。早速賞味。蜜柑ほどの大きさしかなくて虫も喰っているが、なかなか上等なのである。阪神タイガ…

まほろば

5時まできちんと仕事をして、京急の「快特」で三浦海岸へ。先発隊あり。行き先名は「マホロバマインズ三浦海岸」というやけくそな名前の海浜スパリゾートであります。なぜここになったかは詳しく記さないが、小学校来の友人計4名(女子。3名独身)で帰り…

鷲神社の提灯

三の酉。数年来の「酉仲間」数名と恒例のお参りをするが、今年はものすごい混雑。去年は閑散としてたのに、一体どうしたんでしょう。しかも三回あったのに。行列だったので提灯をよくみたが、「千住尾花」「人形町玉ひで」など黒々と書いてあるとやっぱりい…

市谷堀

国立国会図書館で資料の閲覧。実はシステム化されてから行くのは初めてなのに、今日はシステムダウンで以前と同じく請求票を出す。戦時中の資料なので紙も粗悪で崩壊寸前のため、別室で閲覧する。大変興味深く、もっと読みたかったが正午に切り上げて、館内…

鳩の街

模様替えで沢山出たごみをだすため、郊外の家に長くいた。この市ではごみの出し方はものすごく複雑で、ポリバケツは生ごみと一緒の家庭ごみ(袋に名前を書いて出す)なのに、あめの包み紙はプラごみとして分ける。金属が50%以内含まれるものは雑芥。しかし…

向島

一葉忌。暖かいけど日差しは晩秋。 千束の一葉記念館には、向島から自転車で行った。向島の家は見番の裏にあって、窓を開けると三囲神社、その向うに牛島神社と隅田公園。浅草まで徒歩で20分。すこし不便ではあったが、毎朝緑をながめながら墨堤を歩くのは…

地下鉄の内装に意見する

有楽町線の車両には、床に帯状に模様の入っているものがある。きれいだが、席に座って本を読んでいると、視野の両端にこの模様が入り、焦点が合っていないためにそこだけ3D状態になってしまうのである。両側が3Dになっている本は、読みづらいことこの上…

侘助

郊外の家の庭で侘助が十ほども花をつけている。今まで多くて二輪か三輪ぐらいしか咲かなかったのに。先週はなかったから、いきなり咲いたのである。 吉行淳之介の短編集を読む。

骨董好きの人

仕事帰り、三田図書館の上にある港区郷土資料館で「鍋島と伊万里の世界」展(入場無料)をのぞく。下町風俗資料館にあったチラシをみて。 見ている人は私以外にひとりおじさん(栗本慎一郎似)がいたが、かなり興奮気味で、係の人(東八郎似)をつかまえてい…

これは何か

わからないものを買った。仕事の帰りに寄り道をして遅くなったので、地元スーパーの惣菜売場を物色していたら、ただ「お惣菜」と書いてある、「スライム」のような黄色い粘土大のかたまりが目に入ったのである(図参照)。夕方で180円になっているが、薄…

山本学

午後は目黒で内職の選考。春からは今のバイトも難しくなるので、その対策として。 帰ってテレビをつけたら偶然(評判の悪かった石坂浩二の)「水戸黄門」がうつり、山口崇が「ご老公さま・・・」をやっている。山口崇ほどの人が。絶句。 そして山本学が玄徳…

今年のベスト本

朝から図書館に行って文献リストを調べ、「芸術新潮」と「東京人」を読む。「東京人」の再開発特集をみて暗澹とする。 居心地のいい席で、持参の『言論統制』読了。大変読み応えのある著作で、今年読んだ本のベスト。個人的なテーマである出版流通史において…

秋、上野、エノケン

乗り換えの上野で(混んでいたが)マティス展をみる。大きな展覧会がたくさん催されていて、上野公園は秋満開ムード。穏やかな日和だったので帰るのはやめて歩き、不忍池の売店ですでに「できている」焼きそばと水で昼食。内容は豊かといえないが、外のテラ…

七五三

七五三。最近はホテルで食事をしたりするのだとか。数え七つの年、明治生まれの祖母が縫ってくれた、赤い地模様のおべべでお宮参りをした。病み上がりで、国電でひと駅の明治神宮まで奮発したタクシーも、着物にぽっくりもつらかった。 それでも小学校に上が…

BS笑点

ゆうべ食事をしながら「BS笑点」の大喜利を見てうろうろ回復。司会は昇太、メンバーは座布団最下位者入替制で、たい平、彦いち、玉之輔、柳好など。司会ぶりがこわい(YAKUOJI DayOriのエイシンさん評。蓋し名言。)「本家」の百倍ぐらい面白い。笑いは人…

レコードを聴く

仕事を終えて、田町の図書館で分厚い資料を借りて帰る。 うろうろした気持ちが続いているので、バカラックのベストと永遠の名盤、ニック・デカロ「イタリアン・グラフティ」をレコードで。ターンテーブルは一昨年ビッグカメラで一万円足らずで(針が生産され…

裏の路地

駅に行く道の酒屋さんの角で一日中歩く人を見ていた、車椅子のおじさんをみかけなくなった。明らかに腎臓が悪そうな顔色で、人通りの多い道でもないのに、今年の夏の40度近い炎天下でも必ずすわっていた。 以前はもうすこし元気で、朝、手前の、たぶんおじ…

手で書く

朝飯田橋に行って一旦戻り、本郷へ。文京ふるさと歴史館で「文京ゆかりの文学者たち」展をみる。一葉がお札になった記念。3時から手伝うことになっている学会事務の打ち合わせ。終了後文京シビックセンターで上記の第二展示をのぞき、春日から神保町。 今日…

部屋とYシャツと私

気持ちがうろうろするので、今日は家ですごすことにする。 久々に図書館に行って本を二冊借り、読了。「東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ」(遙洋子、筑摩書房)「向田邦子の青春」(向田和子、文藝春秋)。夕方からワイシャツのリフォームに挑戦。持っている…

根深めし訂正

午後は夕方まで区の仕事。 荒木由美子を二十数年ぶりにブラウン管でみた。夫湯原昌章のお母さんを二十年に亘って介護した由。容姿もさることながら、その表情と話し方があまりにもきれいなので見とれてしまう。アイドル時代の印象はさほどでもないが、生き方…

こんぶろぐ

ZA>fdx,8。以上、bの愛人生、こんぶによる書き込み。意味:ニャー。 「今日の料理」を見ていたら、冒頭ガード下のようなところで平野レミがリヤカーの豆腐屋から豆腐を買っている。○○屋と旗を立てたその豆腐屋は、毎夕近所に売りに来るお兄ちゃんなので驚い…

はかせ鍋

昨日の続き。「はかせ鍋」とは、普通のステンレス鍋にはかまのようなものがついており、材料が沸騰する直前に火を止めてはかまを「はかせ」、朝になると煮物が出来ているという鍋。カタログハウスで販売している。先日テレビでおでんの美味しい作り方で、「…

談志ひとり会

ゆうべ支度したクリームシチューは「はかせ鍋方式」を採用。見事成功。「はかせ鍋方式」の詳細については明日。 3時まで仕事をし、当日券を求めて国立演芸場に直行。ほんとはそんなに早く並ばなくてもいいんですけど。しかし本日のキャンセルは一枚のみ。待…

桜木町の立呑屋

夕方まで仕事をして、桜木町へ。野毛方面の通りは、酒屋の立ち呑みがあったり、そそる提灯が手招きしたりしていて、男なら路地を曲がってふらふらと行ってしまいそう。そして道の両側三軒おきぐらいにラーメン屋がある。「たんめんとぎょうざ」の三笑軒には…

うなぎ書房

快晴。午前中自転車でテープ起こしと資料を届け、銀行で用事をすませて戻ると、郵便受けにうなぎ書房のIさん(一昨日のIさんとは別人)から新刊が届いている。長井好弘著「寄席おもしろ帖おかわりッ」。Iさんが立風書房を定年退職後、うなぎ書房を始める…

根深めし

草木市でウインターコスモスの鉢を買い、素焼き鉢に植え替える。 ○本日の夕餉 根深めし 豆腐の味噌汁 秋刀魚の蒲焼 椎茸とエリンギのホイル焼レモンバター風味 支度をする段になって、何かあるもので変わりご飯ができないかと本をみて「根深めし」を発見。根…

楽天イーグルス

本郷に寄って帰宅。不調のノートパソコンの問い合わせやメール、リサーチなどでほぼ午後中を費やす。夕方、Iさんと神保町で待ち合わせ。お会いするのは退職の挨拶に行って以来なので半年ぶり。神楽坂に出て軽くのむ。Iさんは歌好き(でもカラオケ屋には行…

五目豆

新券発行。一葉は死ぬまでお金に困った人なのに(かなり平気で踏み倒したらしい)自分がお金になるとは思いも寄らなかったであろう。漱石がいなくなるのは淋しい。財布に千円札が一枚もないので、お釣りを貰って入手する。鴎外や露伴もお札の価値があると思…