東京brary日乗

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2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

おしらせ

明日より4日ほど、ソウルにまいります。更新をさぼっているので、多分あまりふだんとかわらないのですが。

酉の市つれづれ

池之端から台東区のコミュニティバス、東西めぐりんに乗って二の酉にゆく。めぐりんに乗るのははじめて。千束は北めぐりんなので直接はいけないが、浅草までは最短距離でゆく。広小路から文化会館のある公園口に上がり、橋を渡って東上野に出る。このまえ、…

鳥越のにまめ

学校で野暮用をすませ(学校の用事はすべからく野暮である)、根津のオヨヨ書房にゆく。先日通りがかったら休みだったのと、野菜を送ってくださる四国の方の、資料が格安で出ているという情報による。店頭の百均で「本コ」のバックナンバー、矢田挿雲『江戸か…

特別講義

朝からゼミに出る。 アメリカの学校からきていたドイツ人の人がかえるので、さよならランチをした。彼は北砂にある、東京大空襲の資料館にゆく由。そういうものができたのをまったく知らなかった。 午後から、すでに退官なさった先生の特別講義を聴く。会場…

婉曲表現は使いすぎないこと

寒い日。 すこしだけ遅刻して授業に出ると、学生がふたりしかいなくて、イギリス人の先生は「どうしようかと思っていた」と説明なさったので申し訳なく思う。先週は一人だった由。批判するときの(婉曲な)いいまわしについてまなぶ。 池袋に出てキンカ堂で…

八幡様から天神様

このところ、永らく探していた本をネットでよく見つけるので、日々本がとどく。バイトから帰ってきたら、また一冊きた。1986年の夏、神奈川県立近代美術館で開かれた展覧会の図録。 別の本を買った高原書店でみつけ、もう一度日本の古本屋に行ったら10…

図書館で本をよむ

郊外の家から一旦帰り、病院に勤める友と昼食を共にするため、学校にゆく。(広義の)家庭生活に関する貴重なアドバイスをもらい、演芸について(さん喬、爆笑問題、ケーシー高峰など)話し合った。別れてから図書館にゆくと、向こうから学友があらわれて、…

すだちのマーマレードはおいしい

曇天の土曜日。珍しく一日在宅してすごす。外に出ないつもりでいたら、昨日試しに借りた本(西村賢太『どうでこの身のひと踊り』(講談社))にはまってしまったので、返しがてら続編2冊をを借りにゆく(はまった詳細については後日)。ついでに寄ったスー…

深川、秋の一日

学業に大いなる(あくまで精神的な)めどがついたのと同時に、週末二日間予定がない。しかも年明けにローマ人が帰還するしらせがあった。午前中は部屋をひとつずつ回って片付けをした。昨日は雨の予報だったから、最寄の図書館で調べ物をしようと思っていた…

ひみつの宣言

朝、みじかい原稿を送る。 原稿料をくれるような媒体ではなくて、配布される範囲も限られており、図書館などに集積される可能性はほぼない。 しかも依頼された内容は、しごくステレオタイプな質問である。しかし、現在勉強をしているのは、こういう人たちか…

東上野の踏切

JR上野駅の下谷口を出て昭和通りを渡り、一本入った左側に、東京メトロの建物がある。駅構内に掲示された地図をみると、短い貨物の引込み線のようなものがあって、建物を通って消えている。 知っている人は知っているが、これは地下鉄銀座線が地下に入ると…

ギンコーズ・ステップス

学校で催物の手伝い(と聴講)。会場は地下二階にあるが、入口は吹き抜け状に掘り下げられているので、入口前の受付に立っていると、秋の美しい光と思いのほかつめたい風が入ってくる。ぎんなんの臭いも入ってくる。催しが終わって、すり鉢の底から、階段を…