東京brary日乗

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2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

荒地の恋について

またぞろ本を借り始めている。 あちらこちらの図書館から、予約本来ましたのメールも来る。今日も来たので、行きがけに借りてそのまま読む。ねじめ正一『荒地の恋』文藝春秋。行きの電車と予防接種の待ち時間で半分ぐらい読んだので、そのままコーヒーをのみ…

愛だろ、愛

松島栄一著『忠臣蔵』(岩波新書)は名著の誉れが高いとされている。郊外の家に刊行時の青版(1964年、スピンつき)があったのでときどき読んでいる。松島氏は当時東京大学の史料編纂所に勤務しており、その史料考証について定評がある。 その点について…

マンガ夜話

BSマンガ夜話3年ぶりに復活。今回三話。初回、もうデブでない岡田斗司夫をみた。http://www.nhk.or.jp/manga/ 学校に行くと、今日担当する人がインフルエンザのため休講の由。金曜日に予定される予防接種はいかなる事由でも変更は認められないのだが、も…

散髪

ここ3、4年通っていた郊外の美容院が負担になって、新たな美容室を探している。 郊外の駅周辺では、異常としか言いようのない美容院戦争が展開していて、わたしの行っていた店も、徐々にもぎすぎすしたものが現われた。担当の人は同世代だが、会話(のネタ…

ブラウン・バッグ

この間、今年は一葉忌と重なっていた酉の市などにゆく。郊外の家にも熊手のお守りを買ってやる。しかし、どう考えても郊外の家に新たな金運が舞い込む可能性はない。午後、近くの図書館にこもって本をよみ、17時にあがる。近くの図書館の雑誌読み場はなか…

風ニモ負ケズ

午後、強風。 豊洲図書館に自転車をとめておいたら、隣の自転車が倒れかかっていた。隣の自転車は電動モーターと幼児用の椅子がついていて重たそうなのに、足一本で立つミヤタアルマックスはそれを受けて微動だにせず。 ミヤタアルマックスGは鍵をかけると…

越中島の男

古石場図書館にゆくため、東京海洋大学の通りを走っていると、ちょうど下校時間でたくさん小学生がいた。3年生ぐらいの男の子が数人たむろしているそばを通り抜けたとき、声変わりにまだ程遠い甲高い声が、「清水、一緒に行こうじゃないか」と言っているの…

とても早く日々はすぎる

目が覚めて四時半に起きる。午前中、ちょっとした検査をしてもらいに近所の医院にゆく。20分ですむ。 インフルエンザの申し込みは今日の午後もある。 保健センターのホームページ上で、350用意したワクチンは残り5という表示があった。なぜが行ってみ…

予防接種トライアル

郊外の家から学校に行って、インフルエンザの予防接種を申し込もうと思ったら、螺旋階段の4階まで人が並んでいた。 並んでいると遅れるので諦めて、午後並ぶつもりで忘れて帰宅。堀江敏幸『回送電車3』をよむ。

『近代ヤクザ肯定論』について

この本に感銘を受けたのは、ここに書かれているテーマが著者にとって最も大切な、どうしてもクリアしておかなければならない事柄であり、それを書くために非常な努力をしているからである。 普通、やくざは(美化されることはあっても)表向き肯定されない。…

不人気

さる方のご依頼により、ぜんぜん気の進まない集会で話をすることになっている。2007年秋5大イベントの最後。メールで参加者を募った途中経過について、関係者に知らせるのに、わざわざCCをつけて当方にもいただいたわけだが、「いつもより反応が鈍い…

陰暦カレンダー

今日は七五三。 2004年度に愛用した、旧暦歳時記カレンダーを買うかどうか思案している。旧暦で生活するすすめというようなものを知って、購入した。毎日いろいろなことが書いてあって楽しかったのだが、そもそもカレンダーをかけないところにきて、2年…

子規と漱石

郊外の情報によると、NHKが作っている「坂の上の雲」で、正岡子規を香川照之、夏目漱石を小沢征悦がやることになったらしい。子規はくどくどしくなく、明るくからりと演じてほしい。ぜひ宮藤官九郎を推挙したかった。 小沢征悦は嫌いではないが偉丈夫であ…

秋の曳船界隈

朝、キンコーズに頼んでおいたはがきをとりにゆく。2月の談志独演会(@中央会館)もとる。 あまりにいい天気なので、帰ってからサンドウィッチを作り、地図帳を眺めてどこに行くか考え、自転車を置いてまた出る。地下鉄を乗り換えて押上までゆき、ぶらぶら…

タイムリー!

毎日同じ話題で恐縮ですが、今日のコラムの花道が堀井憲一郎氏による「巨人の星新旧比較から考える野球のロマンとは」だったので。コラムの花道 http://tbs954.cocolog-nifty.com/st/2007/11/118_ce2a.html

上方の国宝

学校でPR誌を一度に入手してから帰り、読みかけの本のノートをとってすごす。 BSの蔵出しエンターテイメントは桂米朝。司会の坂本九はこの夏御巣鷹山で他界した。一緒に出ていた桂枝雀もいない。ゲストの小沢昭一は健在。 前売りに並んだにっかん飛切落…

伴宙太の過失

家にいるときは、6時台に食事の支度をするのでテレビ(かラジオ)をつけるが、ナイターシーズンが終わってしまうと6時台のテレビは壊滅的につまらない。仕方がないのでスカパーを探して、「巨人の星」をみた。 今日の話(「雪玉のひみつ」)は、巨人入団が…

プラトン

大崎善生『聖の青春』(講談社文庫)と『プラトン』をよむ。プラトンというものが何かは全く知らず、一生知らないままゆくものと思っていた。 しかしBという人の考えを学ぶことになり、Bという人はいろいろな人の考えを考えて自分の考えをまとめたので、いろ…

イの字で話す

9時にイイノホールに行って一時間並び、暮れのにっかん飛切落語会チケットをとる。 にっかん飛切落語会は長年続いたホール落語会だが、イイノホールが閉まるので今年が最後となる。従って、三夜連続の特別興行をするのだった。 郊外の家で「夢で会いましょ…

サイレント・アニメーション

昨夜は悲しみを忘れるために、難解な文章を読むことにした。難解でもわかるようになった気がしたが、少し席を離れてまた読むと、だいぶたってから既に読んだ箇所だったことに気づくようなわかり方にすぎない。しかし悲しみは忘れた。 読んでいたものには、「…