伴宙太の過失

家にいるときは、６時台に食事の支度をするのでテレビ（かラジオ）をつけるが、ナイターシーズンが終わってしまうと６時台のテレビは壊滅的につまらない。仕方がないのでスカパーを探して、「巨人の星」をみた。

今日の話（「雪玉のひみつ」）は、巨人入団が決まったとおぼしき飛雄馬と伴が雪山で自主トレをした。野球の道具を何一つ持ってきていないのに、巨人軍のユニフォームを着ている。ボールがないから雪玉で練習していると、野球経験のあるスキー客がボールを受けてくれと伴に頼むので受けた。
飛雄馬は「致命的な欠点」を父ちゃんと藤村富美男に指摘されているが、何かわからない。スキー客の球を受けた伴は、飛雄馬にはスピードはあるが球威がないということに気づいて愕然とし、ウォーと叫びながら雪山を駆けてゆく。
「お前はホームラン製造機だ」といわれた飛雄馬はしかし、一夜明けて（かまくらで過ごした）前向きに生きることにした。二人の友情は不滅である。

伴は今までバッテリーを組んでおきながらなぜ気づかないのか？
ところで、伴自動車の御曹司である宙太がプロ入りできたのは、伴の父が「ミツル花形２０００」のコマーシャルを見て悔しがったことによる。