東京brary日乗

旧はてなダイアリー「東京brary日乗」から移行しました。2019/2/28

暮手をよむ

中之島図書館のコピーセンターの前には、選択基準がもうひとつわからない雑誌が10冊ばかり銀行のようなラックに入って置いてある。セルフコピーでないので、頼んだ人が待つ間、椅子に座って読む用。
利用者の9割は男の人なので男子向けが多いが、なぜか『暮らしの手帖』があって、暮手の進化を知ったのである。スローライフは相変わらずだが、花森ワールドはだいぶ薄れてセンスも現代に落ち着いている。料理も好み。そして何より、佐藤雅彦内澤旬子といった人々がエッセイを連載していて、読み物の質がおしなべて高い。月刊ではないし、900円は高くない。