キャッツ

日中は勉強し、夕刻階下のシヅエさんご夫妻とともに、五反田のキャッツシアターにゆく。劇団四季はあまり得意ではないが、いつもいろいろなお誘いをいただいているのにうまく合わないので、都合した。コロセウム形式のキャッツ･シアターにも興味があった。
キャッツは２０年ぐらい前にブロードウェイで見ているにもかかわらず、ほとんど記憶にない。しかし結論からいえば、劇場のつくりをふくめて、エンターテイメントとしてはかなり完成度の高いものであった。楽しませすぎな気すらする。猫の名前が凝りすぎなのと（そもそも７文字以上の外国語の名前を覚えられない）、訳詞のために何を言っているのかほとんどわからないが、列車のナンバーで、ゴミを持ち寄って列車をつくるフォーメーションなどは一見に値した。しかし、このように若者が集合して、方針に違わぬよう懸命に演技する姿をみていると、なぜか破綻を思ってしまうのでもあった。
便乗させていただいた上に、夕食までご馳走になって帰る。
セ･リーグ三強において、阪神タイガースのみが連敗。