東京brary日乗

旧はてなダイアリー「東京brary日乗」から移行しました。2019/2/28

傷だらけの天使

このところ、週末のスカパー(ファミリー劇場)では「傷だらけの天使」を一挙放映していたので、週末になると一挙に見ていた。修(萩原健一)とアキラ(水谷豊)は貧乏だが、メンズ・ビギを着ている。とっかえひっかえ着ているのではなくて、限られたアイテムを着ている。身体が大きく、胸板の厚い修は、幅の広い開襟シャツとスーツ、白いトレンチコートが定番である。小柄なアキラはスリムなパンツに革のブルゾンを着たり、サスペンダーをしている。
サスペンダーは「相棒」の右京さんもしている。北野広大(熱中時代)もしていたかもしれない。北野広大は、少なくともシャツの袖を調節するベルトをしていた。


改めて見ると、効果的に反復されるやくざ映画のノウハウとか、都会のドラマでありながら毎回のようにどこかの「田舎」が出てくるとか、発見は多い。萩原健一も惜しいが、岸田森の早逝はあまりに惜しい。