今日の京の冬の旅
八時の新幹線に乗って京都にゆく。東京は朝19度あったが、京都は普通の冬。
生駒山の家にゆくときはいつも京都を経由していたが、町におりるのはかなり久しぶりである。まず地下鉄で四条に出る。かつて四条西洞院に、間口が二間あり、大きな平台にたくさん雑誌の積んである古い本屋があって、残像がずっと頭を離れずにいる。万一残っていたら写真に撮るつもりでデジカメを持参したが、果たしてファミリーマートになっていた。
ずっとあるき、いろいろな本屋で買いそびれていた本ばかり買う。
○高野文子『絶対安全剃刀』(白水社版)@大垣書店烏丸三条店
○正岡容『寄席囃子』(河出文庫)@三月書房
○玄有宗久『中陰の花』(文春文庫)@京大前・春琴堂
午後から本目的の会議に出て、夜の新幹線で帰る。