昨日「日曜喫茶室」に出た小沢昭一が、昔の落語の音源はスタジオ録音より中継のものが断然いいと言っていた。私もそう思っていた。志ん生が面白いのは中継が多いからではないか。正月のＭＸテレビで立川談志が「短命」をやって、いいけれども何か違うな、客がいないからだと気がついた。それでも笑ってしまうところにきたら、「客がいないから変でしょ」と師匠が言う。まさに、のタイミングで言うので驚いた。
音楽などはライブ盤だとそこにいない疎外感をもったりするのに、落語の場合はスタジオ録音に同じ感じをもつ。不思議である。
初場所の土俵入りをみていたら、琴欧州の化粧回しは「明治ブルガリアヨーグルト」だった。
