東京brary日乗

旧はてなダイアリー「東京brary日乗」から移行しました。2019/2/28

ああ、先生!

brary2005-04-28

気持ちのいい日。昼から都立中央図書館に行って二時間ほど本をみる。閲覧室はガラス張りで明るい。

はるか昔、友だちの学園祭に行く途中で麻布にお住まいの数学の先生にばったり出くわし、「図書館ですか?」と訊かれたのを思い出す。先生はいつも頬をピンク色に染めて、教科書を一切使わずにどんどんわからない方程式を黒板に書くのだった。教師というより学者タイプで俗離れしていて、色素の薄い茶色い瞳がすてきだった。
註:私(当時16歳)はこの先生(当時48歳)に恋心を抱いて毎日質問に通っておりましたが、二学期の中間テストで21点をとって行けなくなってしまいました。


というようなことを考えつつあるく。仙台坂を昇ったところに立派な門構えの古いお宅があったので、受勲した幸四郎の住所が南麻布だったなどと思ってふとみると、木の表札に「先生」のフルネームが墨書きされていて腰を抜かす。先生のお名前は、とても珍しいのである。ああ、先生!


有栖川公園には、絵を書いたり本を読んだり、釣りをしたりいろいろな人がいる。ちょっと嬉しくなってしまったので、サーティワンのコーンアイスクリームを舐めながら散策。
帰宅後、久々に野球を堪能している。本日のショウアップナイターMBSとの提携で解説が八木裕。すばらしい。試合の状況もすばらしい。→うーむ。