本を求めて頭がドライブ
夕方すこし時間があったので図書館に行く。頭がシグナルを発した(普通の本をよみたい)ので、岩波の落語シリーズを手にとると、あっという間に三冊読了してしまう。
関係者大集合で、どうなのかという気がしないでもない。面白いのはやはり落語家(米朝、文珍、小三治、志の輔)のインタビュー部分。学問的研究に価値がないとは言わぬが、今ひとつ面白くないのは、簡単に言えば「野暮」なのだった。
- 作者: 延広真治,川添裕,山本進
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2003/06/10
- メディア: 単行本
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なお時間が余ったので、数少ない文学のコーナーで織田作之助「放浪」を読む。あまりに救いのない話。しかし異常な集中力でこれらを読了。自分でも気持ちがわるい。「現代」立川談志関係記事もコピーしてよむ。
キオスクで「週べ」を入手して(濱中へのご祝儀)よみながら、「マシュケナダ」の流れる神田駅で元相棒の青年を待ち、邯鄲相照らす。