固焼き煎餅

途中近所のスーパーに行った以外、一日家で宿題をした。９割ぐらいまで成す。
スーパーで小ぶりの冬瓜をまるのまま売っていたので買いそうになるが、既に煮たのが二食分冷凍してあるのでやめる。煎餅も買う。家人はしみ煎餅とかいう、湿気たような奥歯にはさまるやつを好むようだが、私は断然丸い固焼き煎餅が好きなので、それを買う。しかしスーパーには固焼き煎餅はあまりない。『駄菓子屋横丁の昭和史』によると、草加でもやわらかいのが若い人に好まれる由。
郊外の家のそばの八百屋に越後製菓の久助があってファンだったのに、今はない。久助においては、私は小さい破片から食べるタイプである。前掲書によれば、塩煎餅（瓦煎餅でないものを指す）は江戸生まれである。その他、芋ようかん、きんつば、豆大福、塩煎餅など私の好きな菓子はすべて江戸駄菓子であることもこの本によって知った。