東京brary日乗

旧はてなダイアリー「東京brary日乗」から移行しました。2019/2/28

ピノキオと梨

郊外の家から仕事に行く。なるべくスケジュールを前倒しして行動しているが、案の定仕事は突然錯綜して人気者である。大車輪で働く。
帰りに洋梨を買って、家で食べた。昔「ピノッキオ」を読んでいて、ピノッキオは梨の芯を捨ててゼペット爺さんに怒られるが、梨の芯は固くて酸っぱいから納得しないでいた。「世界の料理ショー」で、グラハム・カーがよく「とろけそうな梨」を料理に使っていたのも、ちっとも納得しないから、桃と思うようにしていた。そのころ私の食べていた梨は長十郎か二十世紀である。洋梨などというものは知らなかった。洋梨の芯は柔らかくて甘い。今ならわからないでもない。