銀杏を撮る人

学会員に出す文書をアクセスで作ったが、宛名を「先生」にしろと指示があったので朝早く事務所に行く。しかし会員は「先生」ばかりでないので「様」のまま打ち出す。しかし「先生にしろ」というから無視する。

昼はざるそば。学内の意外なところで比較的上等の蕎麦が食べられることを発見した。今まで、立ち食い蕎麦と思っていた。午後、ソウル大からの客員教授が図書館前で、一眼レフを手に落ち葉を撮っていたので、片言の英語で声をかける。風景、とりわけ銀杏が美しいので撮影している由。先生はいつも穏やかな笑顔を絶やさぬ。午後のゆるい日差しで、学校の紅葉は日々美しくなりつつある。

山本武利「紙芝居　街角のメディア」吉川弘文館読了。山本氏はメディア占領政策の研究者であり、プランゲ文庫のデータベースを作成した人物である。本において、印刷複製のはじまりが聖書であることはよく知られているが、この本をよむと、印刷紙芝居のはじまりは日曜学校の福音紙芝居であった。（街の紙芝居屋の紙芝居は複写ではなく、原本である。→加太こうじ参照）

○タイガースメモ：赤星憲弘、次期選手会長となる。