東京雪景

雪かき。屋根から雪が落ちる。
昨日、本を返しに図書館に寄ると川瀬巴水のちいさな展覧会をしていたのでみた。川瀬巴水は広重調を継承する「新版画」で、大正から昭和にかけて東京風景を描いた。江戸博に多くあり、現代美術館には恩地孝四郎を主としたコーナーもある。図書館の展示品は京橋図書館所蔵品で、偶然だが雪景多し。

雪が落ちる音がするとこんぶはいつも逃げたが、今は逃げない。しかしくしゃみをするとウニャウニャと言って怒るのだけは、未だする。現在こんぶがものを言うのは、くしゃみの抗議だけなので、出そうなときはなるべくこんぶのそばに言ってする。夜、目を離したら、寝ていた椅子とその周辺にいないのでさがすと、ねじねじになってごみばこの中にはまっていた。