東京brary日乗

旧はてなダイアリー「東京brary日乗」から移行しました。2019/2/28

家具世界

出だししか決まらない行き当たりばったりの行動にしては、比較的充実した一日。


1.午前中から昼までの行動(新宿デッキ周辺)
マインズタワー内 積水「住まいの図書館」→東急ハンズ(傘修理部品の探索)→高島屋(親戚の出産祝)→宮崎県アンテナショップ「こんね」(「冷汁定食」)

2.午後の行動
国会図書館(閉館まで)→日比谷(徒歩)→帰宅


国会図書館でみた雑誌「家具世界」は、東京の家具屋さんのための雑誌である。広告ばかりで実はあまり内容がないが、毎回三ページ程度の「小説」やクイズが掲載されている。創刊号(大正14年1月)は、芝の家具屋が主人公。5月号「彼の手紙」は、以下のような話である。


○高木(31歳)が夜半ふと目をさますと妻の姿が寝床になく、手紙を書いているに違いない→このあいだ、よそから来た手紙を隠した→その手紙は「島田」からに違いない(「島田」がやめるとき妻は泣いていたから。筆者注:「島田」は使用人か?)と妄想し「其の脳髄は漸く錯乱の状態となつた」が、ただの思い過ごしであった。


「考へもの」はよく出来ている。
○左(ママ)の都都逸の中に西洋家具が二つあります何々ですか
「人出すくない雨中の花見 ぬれていとしや赤い裾」


追記:7月、三信ビルは三信書店が閉店し、ニューワールドサービスだけが営業していたが、本日すべてシャッターの中にあった。資料撮影をしている由。8月末で、地下鉄出入口封鎖。