東京brary日乗

旧はてなダイアリー「東京brary日乗」から移行しました。2019/2/28

本の健康ランド

本の返却やコピーのため、8日ぶりに学校に行く。しかしOPACのサーバーが落ちていて、検索できず。見る予定にしていた資料はありかを知っていたのでよかったが、書誌カードがないのでOPACが使えないと途端に困る。
学校にはある程度の資料は揃っているが、渡り歩くのが億劫である。とくに今日行ったところは四階まで階段を昇らねばならず、なおかつ書庫が分散していて大変。地下書庫の場合は、四階と地下を往復しなければならず。しかしここのカウンターの方は知識もあって親切である。『出版年鑑』のバックナンバーが揃っているので行ったが、本館にはどうせ業務上あるんだから(しかし閲覧用ではない)と処分しようとしたのを、とある先生の要望により中止したとのこと。捨てるなら下さいと懇願した。かわいそうな出版年鑑はオリコンに積まれていた。


資料集めについて総合的に考えると、今や二十年前と比べて格段に使いやすくなった国立国会図書館が便利で、荷物を持ち歩くこともないし一日周回するとかなりの資料にあたれる。さらに考えると、おそろいのビニール袋をぶらさげていろいろな資料室やカウンターをめぐり、中に食堂もある国会図書館は、何だか健康ランドみたいである。
(しかし図書館にある袋は持ちにくいので、おまけでもらえるような透明ビニールの手提げを持ってゆくと便利です。)