東京brary日乗

旧はてなダイアリー「東京brary日乗」から移行しました。2019/2/28

日本標準点とマンガのことなど

連休で学校の図書館が思うに任せないので国会図書館に行き、帰りに「日本標準点」をみる。「日本標準点」は憲政資料館の敷地内にあり、日本最古の洋風建築である。憲政資料館に入るのは小学校の社会科見学以来のような気がするが、この公園地帯ははっきり言って都心の穴場である。ベンチがたくさんある上に人はおらず、高台なので目下の道路は音しかせず。視界は皇居にひとっとび。


帰宅して気分転換にアエラムックをよむ。手塚賞の総ざらえだが、受賞作家の描きおろし(高野文子は貴重である。稀少ともいえる)、夏目房之介萩尾望都・浦澤直樹の公開鼎談など読み応えがあった。しりあがり寿西原理恵子の「画力比べ」における脱力ぶりは疲労時に最適。惜しむらくは無論岡崎京子の不在である。