東京brary日乗

旧はてなダイアリー「東京brary日乗」から移行しました。2019/2/28

現代がる

待っていた荷物が早く届いたので、午前中に学校の図書館にゆくことにして、何冊か借りてすぐ帰る。家で土光さんみたいな食事(めざしとほうれん草の味噌汁)をしてから、タイムドーム明石で笠井彦乃展をみる。夢二には興味がないが、過日の集まりで彦乃の遺品(着物、帯、半襟、かんざしなど)が多数陳列されている旨きいたのでみた。夢二が挿絵を描いた雑誌があり、絵には興味がないが、記事には興味があるから読む。
明治44年の婦人画報で、法学博士添田寿一は「婦人が家庭より離るる為に起る害は償はれぬ」と題し、婦人解放のごときは「現代がる人々のお世辞!」と言い放っている。いかにも気の入った語用からすると、添田博士は何か切実な問題を抱えていたのかもしれない。


彦乃展をみてからタイムドーム明石の刊行物を検分していると、『中央区の橋・橋詰広場』を発見。おおこれは。橋梁研究の第一人者であり、尊敬する伊東孝先生が調査をしておられる。ミヤタアルマックスGと聞き書き作業のおかげで中央区の橋がいよいよ重大になっている矢先であった。いずれ買うことは必定なので今日買うことにした。1900円也。京橋図書館を経由して帰ると、隅田川にかかる橋の自転車道路が新たに改善(前終っていたのが伸びた)されているのも発見。ナイターはないので帰宅後は学習す。