終わるってすばらしい
まだ終わらないが、終わりそうな気配がしてきた。すばらしい。
階下のシヅエさん(仮名)がくださったひじきには、大豆とグリンピースと貝柱と干ししいたけとニンジンとあげが入っていてとても豪華でおいしい。わたしは最後の二つぐらいしか入れていなかった。干ししいたけをいれると、俄然味がよくなる。学ぶ。
シヅエさんはくださり上手である。私はものをいただくのが下手なのだが、シヅエさんはいつも、炊き込みご飯一膳とプリンをひとつとか、丸いフランスパンを四分の一とか、負担にならないけれどうれしいものを少し見つくろって、にこにこしながらいらっしゃる。あまり美しいので、わたしはいつも見とれる。
メールを開くと、本の取りおき了解と、傘修理完了のうれしいたより。「修理屋」と思ったのは間違いで、「修繕屋」だった。