蝉しぐれ

すさまじい量の本とパソコンをもって学校にゆく。なぜそうなるかといえば、ふたつあるテーマ候補の両方の資料を持っていったからである。重いので、駅から近いほうの自習室にした。名前のない変な裏口から入るとすぐある。「離れ」という風情である。終日いたが、ほとんど一人であった。
インターネット端末もあるし一人なので、家にいるのとかわらずあまり緊張感がない。本棚にジーニアス和英があったので、ついみる（昨日トリビアの泉で重大事実を放送）。しかし窓の外は鬱蒼として蝉しぐれである。高原の別荘で勉強している気持ちになれぬこともない。途中、ちょっと知っている人が来てはなす。彼は上級生だが、その研究に興味があって知っている。

夕方帰って最寄の図書館に行き、日経テレコンを調べる。島田雅彦の「おことば」がワゴンに載っていたので借りる。冷凍食品四割引デーのスーパーで冷凍食品を買って帰宅す。