東京brary日乗

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東京風景をあてる

brary2005-10-14

○午後は予定があくので文化的にすごそうと計画した。候補は以下の通りであった。

東京都現代美術館常設展コース
②神田コース(北沢書店1FにできたB本屋偵察→交通博物館〜新・読前読後kanetakuさんご教示により)
③北区コース(渋沢資料館→外語大の映画上映会)

②が有力だったが、頭の芯に疲れが感じられるため神保町を流すのが億劫になり、①をえらぶ(後知ったが、右に比べて左目の視力が十分出ていないのだった)。万定フルーツパーラーでカレーを食して出陣。


○常設展は最近変わって、今1920年代の風景を特集展示している。このテーマはいくつかのところで見たが、また見たいから行く。行くと、東京府美術館展もやっていたのでみる。交通博物館で見たい長谷川利行の絵がいきなりあった(美術館の絵)。
東京府の美術館で行われた展覧会をいくつか復元していて、皇紀2600年記念展の中に松本俊介があるが、非常にモダンなモチーフにもかかわらず、サインのところに2600と記してある。他の人は西暦である。


○常設展は恩地孝四郎などの版画がエリアごとに展示されているので、「表示をみないでどこだかあてる」をした。一目でわかる建物があるのを除くと3割ぐらいしかあたらない。しかし、目印がないのに神楽坂と向島はただちにわかった。それらは生活圏として非常によく見知る場所であり、風景構造自体が内面化されているのかもしれない。


○バスで家のそばまで帰る。植木鉢のエリオプスデイジーに蕾がついているのでよくみると、バッタもついていた。バッタは飛べるが、家は五階だから非常にジャンプ力を要する。遠い。どこから飛んできたのであろうか。


○夜は徒歩3分の区民センターで高橋達也中村誠一・川嶋哲郎による「三大テナーサックス夢の競演」という驚きの催しがある。1000円。図書館のポスターをみて、往復はがきで申し込んだのである。


東京府美術館の時代1926〜1970展
http://www.mot-art-museum.jp/ex/plan_h17-1.htm
常設展特集展示 1920年代の東京
http://www.mot-art-museum.jp/ex/stan.htm