東京brary日乗

旧はてなダイアリー「東京brary日乗」から移行しました。2019/2/28

冬至冬中冬はじめ

銀座方面で所用をなす。郊外の家に、こんぶがとんでも危なくない加湿器を送る。その他手土産の手配など。京橋図書館東京市旧区域の人口調査があったのでコピーして昼帰宅。
小三治トークライブのCD(『まくら』の録音)を聞きながら、多少手のこんだ夕食をつくり、ワックスがけもする。レポートもなおす。区の原稿もかく。年賀状を書きつつNHKBS2の、昭和20年の日記の番組をみた。山田風太郎内田百輭高見順徳川夢声古川ロッパ各日記より。


過日の記載は誤りであり、今日が冬至だった。内田百輭は昭和20年の冬至の日に、日が早く暮れるのが嫌だと思うようになったと書いている。夏至が過ぎるといやな気持ちになり、冬至がすぎるとほっとすると書いている。同感である。かつて倉多江美に「冬至冬中冬はじめ」という小品があり、佳作だった。
湯船に柚子を浮かべて入る。


銀座松坂屋にて。
早坂暁『華日記』小学館文庫 茶々文庫
富士正晴桂春団治講談社文庫 ポラン書房
斎藤隆介『職人衆昔ばなし』文春文庫 太田書店