東京brary日乗

旧はてなダイアリー「東京brary日乗」から移行しました。2019/2/28

ワッハ上方

brary2006-01-03

片付けをしていたら昼前義姉が迎えに来て、義父は今日予定の入院である。義姉はいつもすべてをしてくれているが、甥が大学受験でかわいそうなので、正月はわたしが行った。


送り出してから掃除やゴミの始末をして、昼過ぎ生駒山の家をひとりで出る。乗り換えの難波で降りて、昨年休館だった千日前のワッハ上方に行った。難波は非常に混んで、向かいにあるなんばグランド花月は満員だが、ワッハ上方はあまり混んでいない。テプコ浅草館の二階のような、レトロな工夫とパネル展示が主であるが、今はない戎橋松竹の写真や番組表に感激した。むかしの法善寺境内を中心とした付近の再現模型のようなものもある。模型担当のおじさんと、楽しく話した。いとこいコーナーにはいとしさん直筆の台本や眼鏡もあった。
只今の特別展示は昭和30年代のテレビ番組(番頭はんと丁稚どん、てなもんや、頓馬天狗など)である。ライブラリーは大変に充実している。
売店に小さく「米朝一門のちっちゃい扇子ストラップ→レジでお尋ねください」と貼ってあったので尋ねるが、今日の店番はアルバイトの人だったのでわからず、しかしもれなく上方芸能まつりのしおりがついていた。
下のジュンクで買った「エンタクシー」を、東京までの車内(立ち尽くし)で読む。この雑誌は先号から文系「ちょいワル」なのが気になるが、堀井憲一郎、出色。100%同意である。