破れ桜

朝。スパティフラムの株分け。２、３年放っておいたので、根が回りきっていた。４鉢にふえる。
昼。護岸の桜を見に隅田川まで散歩。途中駅前の銭湯の桜も満開になっている。この根元は銭湯敷地内にあるが、枝はトタンを破っている。よくタクシーが休んでいるから、「タクシー運転手の選ぶ名所」にとりあげられないかいつも注意している（写真）。

午後。思ったより天気がよいので自転車で江戸東京博物館に行き、「昭和モダニズムとバウハウス展」をみる。常設展の中にあるのでふしぎだが、順に見るとバウハウスのパイプとメッシュの椅子があって、わたしが今自室で座っているのがバウハウス（の模造）と知った。展示は建築家土浦亀城を中心にしているが、彼の戦後の作品として三原橋センターと上野百貨店（西郷会館）がある。あれが西郷会館と呼ばれる建物であることも知った。じゅらくだと思っていた。
土浦先生と藤森先生の対談をビデオで流していたので面白く見る。

行き帰り、仙台掘や小名木川の護岸で桜が咲いている。高橋の常盤方面の通りも桜並木であった。私はこの道が大層好きである。
いとうせいこう『からっぽ男の休暇』講談社文庫を１０５円で購入。文楽・円生が無性に聞きたくなったので借りて帰る。

昭和モダニズムとバウハウス展
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/about/josetsu/dai2/2006/0314/0314.html