東京brary日乗

旧はてなダイアリー「東京brary日乗」から移行しました。2019/2/28

貝の話

郊外のスーパー(大)で蜆を買った。蜆などというものは、明治時代は隅田川をさらえばいたときく。子供の商いとしてよく登場する由縁。今は意外に高くて大概死んでいるが、今日のは安くて活きがよく、真水につけておくと口を開けてよく砂を吐く。
貝が一斉に口を開けているところを久々にみた。何度も見に行って、最後は赤だしで蜆汁にした。


余談。「貝の口」(帯の結び方)はその形でいかにもわかったような気がしていたが、よく考えると別に貝の口のようには見えない。今考えた説だが、結び目をキュッと閉じるところから「貝の口」の名があるのではないか。調べねば。