東京brary日乗

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中之島ブルース

brary2007-07-27

四時半に起床して六時半の新幹線に乗り、九時に新大阪に着く。大阪駅からホテルまで歩いて荷物を預け、パソコンと鞄をもってその足で大阪府中之島図書館まで歩く。本日の大阪は朝からすでに猛暑。


中之島図書館は明治37年の建物をそのまま使っている。エントランスからして興奮のるつぼである。近年大阪資料とビジネス資料に特化した。建物のキャパシティは大きくなく、蔵書も思ったよりは少ないが、職員の方々は考えられないほど親切であった。三時間あまり資料を物色。受付にロッカーの鍵を返すと、「さよなら」と言ってくれた。遅めの昼食(朝食から九時間経過していて、本当は大変空腹だった)を軽くとって、堂島のジュンク堂本店までまた歩く。
今回の大阪滞在は時間が限られているため古書店を廻れないのだが、ジュンクに行って見ると「古書とのコラボレーション」と銘打った古書市が開催されていたのだった。その品揃えは、中之島図書館よりすぐれていたのだった。しかしぜんぜん関係ない本を買う。
井上ひさし対談集『笑談笑発』講談社文庫、1978


また徒歩でホテルに戻る。歩いている人が少ないのは炎天下のためかと思ったが、大阪は地下を歩くのが普通のことなので、表には人がいない。しかしわたしはあまりにも方向音痴なので、地下を歩くのはあまりに危険であるから、日傘をさしてひたすら表を歩く。終日水分をとるようにしたにもかかわらず、それらは汗となってしかもたちまち蒸発した。

チェックインした部屋でゼミに関する状況を確認したり連絡をとりあったりしてから外出し、戻ってからまたして、1時就寝。