東京brary日乗

旧はてなダイアリー「東京brary日乗」から移行しました。2019/2/28

上原まで何マイル

郊外の家との往復で、戸田学編『六世笑福亭松鶴はなし』(岩波書店)を読む。元になるテキストが少ないのに、鶴瓶のとてもよい聴きとりや、いろいろなときの口上が文字化されていい本になっている。この本は、学校の図書館でぶらぶらしていて、留学生用の「日本文化コーナー」にあったが、一度も借りられた気配がない。
松鶴師匠は豪放磊落なイメージだったが、落語についてとても丁寧だったことを勉強した。


アグレッシブなものに欠けているので、生活が受身である。夕方、「ガキ帝国」をやっていたのでまた見てしまい、夜は野球を見てしまう。最後、昨晩に続いて上原が投げた。今日は流行語大賞の発表であるが、8年前業務上の理由で流行語大賞の会場に行ったとき、上原(と松坂)がいた。そのとき、上原とわたしは10メートルぐらいしか離れていなかったが、今夜上原は台中のマウンドにいて、わたしからいかほど離れているのかは計り知れない。