作業は一つ目処がつき、やや光明が差しつつある。食卓の書斎化計画が効を奏した。夜、ブロッサム中央会館で談春独演会。談春を聴くのは非常に久しぶり。演目は「子別れ(全)」。上と中は噺自体にあまり面白みがないが、下がいい。父熊五郎、母おみつ、子亀吉それぞれの抑えたものとあふれるものとの頃合が何ともよくて、さらりとしているのに泣けた。(標題は本日の「子別れ」のキータームとなった、亀吉が彼にとって「空」であるところの父ちゃんを書くために買った品にちなむ。)
会場を出て、ミヤタアルマックスGを発進した途端、青くない空からも雨粒が落ちた。