東京brary日乗

旧はてなダイアリー「東京brary日乗」から移行しました。2019/2/28

またライブラリ

brary2008-03-21

現在わたしが滞在しているのは、マンハッタンというところである。昨日来た。
今回は、ふたつの図書館を利用する計画がある。のほうで、事前に申し込んでいたカードを受け取るのをした。もうひとつの方には取り寄せを頼んである。


いずれもすばらしい図書館だが、開館が11時からと遅いのが難点である。もうひとつの方は10時だったのに、急に「11時にすることにしました」と貼り紙がしてあった(旅行者には時間が勿体ないから、近くの写真美術館をみた)。


町のランドマークにもなっている「大」では、11時からまずライブラリーツアーに参加。ベテランの説明の人(とても上手)が1時間ぐらいかけて、図書館を案内してくれる。すばらしいコレクションがいろいろあるが、クリストファー・ロビンの寄付によるくまのプーとコプタ、イーヨー、カンガ、トラーの本物がいた。アイルランドから来たという、同年輩ぐらいの参加者の人と感激を分かち合った。ツアー終了後は自分の調査だが、「もうひとつ」の方でキープしてもらっている本は、触るともろもろとページの崩れる1906年のイギリスの雑本である。
雑本なので、あまり大事にされていないが、「コピーをしてもいいですか」と尋ねると、65歳ぐらいの婦人の係の人が眉間に皺を寄せて、(本当はいけないに決まっているが)「職員がします」に丸をつけてくれた。一体に、アメリカの公共施設は出入りのチェックが本当に厳しいのに、こういうところは融通をきかせてくれる。


一日調査をして、宿に帰ってフィギュアスケートをみる。