何とすばらしい試合だったのであろうか。
開幕以来、４月の全カード勝ち越しのかかる本日の阪神×巨人戦は、明らかに劣勢であり、勝てないかもしれぬと思っていたところ、９回、クルーンを下す。それは９回表の赤星の守備であり、関本の初球送りバントであり、危険球にのけぞった矢野であり、９回裏の赤星の奇跡の同点タイムリー（彼の足でなければアウト）であり、慎重に４球を選んだ藤本であり、新井であった。
そして、そのすべてに対して「気」を送った。郊外の主とともに狂喜す。ここは遊んでもらえないので憮然とす。
写真は、郊外の庭に咲くシャガの花。
