夏の思い出
早朝からキンコーズまで資料コピーにゆく。キンコーズの利用は「軍門に降る」ような気がするが、量が多いときは、機械が整備されていて早く美しくできるのと、充分な作業スペースや文具類の揃うのがよい。ステューデント割(なぜ学割としないか?)も使えてなおよい。
家のそばのコンビニの場合、荷物を置くスペースがないばかりか、コピー機の隣りにかなり発展的な雑誌が多くあったから、私が長くコピーすると売上または立ち読みに影響した。
キンコーズの行き帰りの道では、佃と同じく本祭の富岡八幡宮の御輿を通す支度ができていた。祭の済んだ佃の小橋のかかる運河には、大幟の柱がいかだのように浮いていた。佃の柱は、富岡で御輿の出る日の朝、引き潮にあわせて砂底に埋める。
帰宅後、自転車の手入れ。使ったボロ布は、むかし愛用したTシャツなので、それを着て行った渡嘉敷島の楽しい思い出などにふけりながら、わずかに出た錆を落とす。