東京brary日乗

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本と雑誌の日

brary2008-09-25

呻吟するのは、やや順延した。
午後、うっかり延滞してしまった本を返しに学校にゆく。この夏は二館で延滞してしまい、貸出状況の頁をみると「罰則がついています」と赤い字でしらされていて、とてもかなしい。同じ学校の中でも、借りる場所によってルールが違うために、勘違いした。自分の部局の本も二冊返すと手元に本がないので、今日移動中によむ本を物色。
ひとりで書庫にいると、お世話になっている図書室の方が現われてお話をした。部局のすべての人の中で、この方の恩恵を最も受け得るひとりはわたしなのに、わたしはなまけていてもったいない。
頭を整理する本を二冊借りて出ようとすると、事務所に戻っていたその方が「二冊あるから」といって、立派なカタログを譲ってくださった(私物)。それは、まさに今から行く展覧会のカタログであって、たちまち恩恵を受けている。


総合図書館は休みだったので、真砂図書館によってから(自転車で借りた本の返却。正確にはその前に古書店によってから)、その展覧会が開かれている印刷博物館にゆく。時間があるので歩いてゆき、途中、永年の懸案となっている革コートのリフォームができるかもしれない店(春日)のことを思い出して、ご主人に相談。結論としては、イタリアかスペインならば可能だが、日本では難しい由。いるとすれば、神戸あたりのおばあさんである由。


印刷博物館にて、「ミリオンセラー誕生へ 明治・大正の雑誌メディア」展をみる。明治大正なので、『キング』と『日の出』が出たところでおわり。しかし、黎明期(西洋雑誌)から、教科書どおりに主要雑誌を一同に見られるので、よい展示だと思うし、重大発見もした。
夕刻より飯田橋の、入口に木彫りの熊のいるスカイレストランにて、平均年齢69歳ぐらいの方々と3対3で合コン。