永遠のレッドスター
長々更新をさぼって、誰かの訃報によって更新する、というようなふとどきなことが続いていたので、昨日は「こまどり姉妹がやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」について書こうと思っていたのである。
14時38分。ipodtouch(更新しない間にハイテク化が進んだ)で、阪神タイガース前選手会長、赤星憲広(センター、背番号53)の引退を知った。
夜のニュースで記者会見を見た。
まる一日が経過して、たくさんのコンテンツがウェブにあふれている。もう、涙がとまらないのである。いま、赤星ほど野球を愛してやまないプロ野球選手がいるであろうか?赤星が塁に出ただけで、ダイヤモンドは一瞬にしてしまる。甲子園において、センター方向に飛んだ球がヒットになることはありえない。170センチとあるのは嘘で、本当は169センチしかない。
赤星がいなければ、タイガースの得点能力は半減する。だから、執拗に狙われるのは仕方のないことだったのだが、それが赤星であることがあまりにむごい。誰か奇跡を起こせるのなら、赤星憲広のために起こしてほしい。私の脊髄で役に立つなら、彼に譲りたい。