遠くへ行きたい

あまりにいい天気なので、自転車で行ける距離で催しものがあれば２時間ほど出かけようと思い、東京駅のステーションギャラリーで「ディスカバー、ディスカバー・ジャパン『遠く』へ行きたい」展を発見した。ステーションギャラリーは新しくなってからまだ一度も行っていない。そして近年、ディスカバージャパンについて若者に話したりしているので、行くことにした。

展示は国鉄のキャンペーン部分と、an・an（なぜかnon noはまったく出てこない）、テレビ番組「遠くに行きたい」の三つに分かれている。国鉄のキャンペーンについては、日立とタイアップして「ポンパ号」（うちのカラーテレビもキドカラーポンパだった）が走ったり、新たに知ることがあった。ディスカバージャパンは萩・津和野とか、金沢とかばかりでなく、記念スタンプをみたら「松戸」「柏」などもディスカバーしていたのだった。
「遠くへ行きたい」は伊丹十三が出る伊那の回をした。テレビマンユニオンによる、テレビドキュメンタリーについての問題提起的な内容だが、若い伊丹十三は、子供のころ思っていたよりやさ男で、ちょっとインテリ好きな女の子にはもてて仕様がなかったと思われる。