アオイホノオ

午前中、管理組合の総会があって久々に出てみたら、紛糾したわけでもないのに２時間半もかかった。日常には、まったく思いがけないことが起きる。買い物して帰り、ゆうべの「アオイホノオ」の録画を見た。
「アオイホノオ」は、１９８０年代に大阪芸術大学に偶然集まったマンガやアニメの人々を描く、島本和彦の自伝的マンガである。ドラマ化で初めて知ったが、世界観の再現のしかたと、何よりキャスティングがすばらしい。現役で活躍する中年の人々の学生時代を再現するのに、当該の年齢とはまったく無関係に配役している。なぜなら、重要なのはキャラクターであって、年齢を超越しているからである（最近ＮＨＫＢＳでやっている、変な伝記ドラマはみならってほしい）。中でも庵野秀明を演じる安田顕は出色で、まったく目が離せない。来週で最終回。