田園調布

午前中はドアの塗り替え工事（自宅アパートは現在第一期修繕工事中である）のため家にいて、午後、田園調布に行く。田園調布は初めて歩いた。
駅に着いて電話をすると、車でいらっしゃいと言われた。確かに何も目印になるものがなく、道が複雑に曲がっているので徒歩では無理である。運転手に告げるべき場所の名前は「ジェリー藤尾の家」。ジェリーはもう住んでいないのだが、そう言えばみなわかるのだった。訪問するお宅はその前にある。

長年にわたってある一点で研究を重ねている方である。７８歳というご高齢だが、まったくそのようなことを感じさせない。こちらの未熟にもかかわらず、３時間もおつきあい下さった。ありがたくて涙が出そうになる。決して華美でないお住いにも、お人柄がしのばれる。笑いかけてくださる目元が、こいし師匠にそっくりである。
帰りは徒歩。松涛もそうだが、田園調布では誰も歩いていない。そして、とても警察が巡回している。

知恵熱が出そうな頭のまま、有楽町でインクカートリッジなど必要なものを調達して帰る。今日は開幕戦なのに、家の環境ではセパ６試合中、「阪神-ヤクルト戦」のみが視聴できない。しかし井川で負けた。