東京brary日乗

旧はてなダイアリー「東京brary日乗」から移行しました。2019/2/28

東京駅の記憶

最後の授業が終わる。単位を落としていない限り、以後授業形式のものはない。しかしあまり感慨がない。ひとつには、(気持ちが)重たいレポートを残しているからであり、今ひとつは後期において前期ほどの気合が入らなかったからである。単に「慣れ」というものかもしれない。
などと考えながら、やや暖かく、日も長くなりつつある構内を出て菊坂をあるき、真砂図書館で四冊資料を借りる。徒に文献を増やしているだけかもしれない。出来が悪いとわかっているレポートを書く憂鬱にさいなまれつつ、帰りの車内で読んだ本で、(私にとって)新事実を知った。(藤森照信の建築探偵に書いてあって、忘れていただけかもしれない)
○新事実
東京駅の、原敬浜口雄幸が刺された現場には真鍮の◎印が埋めてある。


澱粉・増粘多糖類などを一切使用しておりません」きしめんを作って食べた。してみると「使用している」ものが多く流通しているのである。それらがどんなものかは知らないが、使われているのはもっと知らない。斯様に我々は知らされないものは知らないで過ごしている。