2007-10-21 SF創成期 ETV特集「日本SFの五十年」を興味深くみる。何でもそうだが、草創期には才能が集結する。オリジナリティとはおそらくそういうものだ。『SFマガジン』の第一回入選四人には小松左京、眉村卓、豊田有恒がおり、第二回には筒井康隆、半村良がいたということである。 草創期の才能は、常に新しいメディアの先陣を斬る。 小松左京のあまりの風貌の変化に驚くが、今は現実がSF化しているので、SFを物語として成立させるのは難しい。