東京brary日乗

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SF創成期

ETV特集日本SFの五十年」を興味深くみる。何でもそうだが、草創期には才能が集結する。オリジナリティとはおそらくそういうものだ。『SFマガジン』の第一回入選四人には小松左京眉村卓豊田有恒がおり、第二回には筒井康隆半村良がいたということである。
草創期の才能は、常に新しいメディアの先陣を斬る。
小松左京のあまりの風貌の変化に驚くが、今は現実がSF化しているので、SFを物語として成立させるのは難しい。