東京brary日乗

旧はてなダイアリー「東京brary日乗」から移行しました。2019/2/28

昭和の灯り

午前中、今日でしまる図書室の資料をコピーしに行き、生協で本を1、2冊買って帰る。ポール・オースター『トゥルー・ストーリー』(新潮文庫)など。夜はTBSラジオが大沢悠里のDJで阿久悠特集をしていたのでまた聴いてしまうが、一緒に番組をしていた大沢悠里は、出すぎず引きすぎず。これは、難しいこと。
名曲「街の灯り」が流れて思わず涙ぐんでしまうが、この歌の主人公は、紆余曲折あったのちに訪れた穏やかな幸福の予感を静かにかみしめていたと思っていたのに、「好きな歌を耳の傍で 君のためにそっと歌い」「甘い涙誘いながら そして待った」りして、実は策略をほどこしているのだった。


ラジオのあと、テレビ朝日ビートたけしが司会をする、昭和に関する特番を見た。
久々にまともな番組を見た気がしたし、面白かったのだが、まともな理由は途中で何度も引き伸ばしたり茶化したりしていないことによる。来年は平成20年になる。昭和が終わって20年も経つのに、今昭和のことをこんなに言い出しているのは何なのか、ちょっとオーソライズしたほうがいいかもしれない。