東京brary日乗

旧はてなダイアリー「東京brary日乗」から移行しました。2019/2/28

8冊

『談志狂時代』は大変に面白かった。談幸は談志唯一の内弟子で、はまりにはまったのだが、下らない駄洒落が出てくるタイミングといい、師匠の持ち上げ方落とし方といい、絶妙の気持ちよさ。これならはまるのは当然。世が世なら、一流の幇間になれる。


午後学校にゆく。
行きがけに本を返しに図書館に寄ると、アウトロー関係の新刊が二冊あったのでつい借りる。


部局の図書室の二階には実は胸躍る本の数々があって、しかし勉強の本を優先せねばならないから「いつか」読もうと思って我慢している。たまには我慢しないことにして、大正13年初版の『講談落語考』という大変ためになりそうな本を借りてしまった(勉強の本も借りた)。
郊外の主に頼まれていた枝雀全集も来ていたので生協で買って帰る。電車の中で読む用に『東京人』を持っていたのだが、帰るかばんには8冊も増えている。ううむ。